ビーロット、シンジケーション契約を締結
株式会社ビーロット(東京都港区、代表取締役社長 宮内 誠)は、2023年において株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取 CEO 佐藤 誠治)をアレンジャーとし、総計30億円のシンジケーション方式無担保コミットメントライン契約を新たに結びました。この契約は、昨年下した15億円のコミットメントラインを増額リファイナンスしたものであり、業容拡大にともなう資金調達のニーズが増加する中での重要な措置です。
本契約の意義
本契約の締結により、ビーロットは新たに4社の金融機関を新規参加させるなど、既存の参加行の増枠も実施。こうした増額により、資金ニーズへの対応力が一層向上しました。この新しい資金調達手段は、ビーロットが地域金融機関と連携しながら市場の潜在ニーズを把握し、それに応じた不動産投資商品を計画・開発するための重要な基盤となります。
東京スター銀行の役割
本契約のアレンジャーを務める東京スター銀行は、プロジェクトファイナンス、不動産ノンリコースローン、LBOや再生ファイナンスなどの分野において豊富な実績を有している金融機関です。彼らは地域の金融機関と協力しながら積極的にシンジケートローンの組成を推進し、業界内での実績を築いてきました。特に、トムソン・ロイター・ジャパンによる国内シンジケートローンのブックランナーランキングでは、全体で11位、地域金融機関としては2位を獲得しています。
契約の詳細
この契約の具体的な詳細は以下の通りです:
- - 組成金額: 30億円
- - 契約締結日: 2018年9月25日
- - 契約形態: シンジケーション方式コミットメントライン
- - 契約期間: 2018年9月28日から2019年9月30日まで
- - 資金使途: 運転資金
- - アレンジャー:株式会社東京スター銀行
- - エージェント: 株式会社東京スター銀行
- - 参加金融機関:株式会社東京スター銀行を含む計11金融機関
ビーロットと東京スター銀行の概要
株式会社ビーロットは、2008年に設立され、不動産投資や開発、コンサルティングを手がけています。資本金は10億1436万円で、東京証券取引所第一部に上場しています。
一方、株式会社東京スター銀行は2001年に設立され、資本金は260億円。プロフェッショナルなサービスを通じて地域に貢献することを目指し、幅広い金融サービスを提供しています。
結論
この最新の契約により、ビーロットは今後の事業拡大に向けた財務基盤を強化しただけでなく、地域の金融機関とのさらなる関係構築も促進されることでしょう。市場のニーズに対して柔軟に対応できる企業として、今後の活躍に期待が寄せられます。