ブルガリア大使館主催のITセミナーにFlittoのAI通訳システム導入
2023年、東海大学で行われた「ブルガリア・日本ITセミナー ~AI・IT・宇宙工学が創造する未来の社会~」において、FlittoのAI同時通訳システムが導入されました。このイベントは、在日本ブルガリア大使館と東海大学、さらにエンデバー ジャパンとの共催によるものです。
このセミナーには、ブルガリアの複数の著名な専門家が参加し、基調講演を行いました。講演者には、AIBESTの会長イリヤ・クラステフ氏、GATE研究所の所長シルビア・イリエヴァ氏、EnduroSatの創設者ジュゼッペ・シシンニ氏が名を連ねており、それぞれの分野での専門知識を共有しました。
FlittoのAI同時通訳Live Translationとは?
FlittoのAI同時通訳「Live Translation」は、設置が簡単で、会場内に多くの来場者を迎えることができるという特徴があります。レシーバーなどの特別な機材を準備する必要がなく、Flittoが提供する機材だけで設置が可能です。設置時間もわずか5分程度で、ブースを必要としないため、余分なスペースも取らずに運用できます。
このシステムでは、参加者が自分のデバイスでQRコードを読み込むだけで簡単に視聴できるため、国際イベントや海外からの講師によるセミナーでも非常に便利です。また、同時に複数の言語に対応し、最大5つの言語での配信が可能です。35か国語での情報提供を実現し、国際的な環境でも安心して利用できます。
バリアフリー対策にも貢献
Flittoのシステムは、文字起こし機能やサウンド視聴機能を備えているため、バリアフリー対策としても活用されています。参加者は、講義中にリアルタイムで翻訳内容を確認でき、視覚的にも言語の壁を越えることが可能となります。これにより、さまざまな国籍の人々が同じ空間で平等に情報を共有できます。
オンライン講義への対応
さらに、オンライン講義を行う際には、事前に参加者にURLやQRコードを提供することで、リモートでの参加者も同様に翻訳内容を閲覧しながらセミナーを楽しむことが可能です。これにより、対面とオンラインの両方で参加者が円滑にコミュニケーションできる環境が整います。
Flittoについて
Flittoは、グローバルな言語データ構築プラットフォームを提供する企業であり、2012年からサービスを展開しています。クラウドソーシング翻訳から専門的な翻訳、AI翻訳まで、そのサービスの幅は広がっています。特に、2019年には国内初の「ビジネスモデル特例上場」としてKOSDAQ市場に上場し、13カ国を越える1,400万人以上のユーザーを持つ企業に成長しました。
Flittoの日本法人であるフリットジャパン株式会社も、様々なオンライン翻訳サービスを通じて、言語の壁を超えた世界の実現に向けた活動に取り組んでいます。これにより、世界中の人々が平等な機会を得ることができることを目指しています。詳細については、
こちらをご覧ください。
今回のイベントは、FlittoのAI同時通訳が国際交流の架け橋となり、参加者の多様なバックグラウンドを生かした相互理解の場を提供しました。今後も、こうした取り組みを通じて、より多くの国際的なイベントでの活用が期待されます。