「WBS」人気キャスター豊島晋作氏が、国際政治の教養を解説!
テレビ東京の人気経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」のキャスターとして活躍する豊島晋作氏が、国際政治の教養について解説したノンフィクション『日本人にどうしても伝えたい教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける』が、2024年7月20日に発売されました。
豊島氏は、前著『ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」』が好評を得た気鋭の作家です。今回の著書では、20年以上にわたる報道経験で培ってきた知識と洞察を活かし、現代の国際政治における重要なテーマを分かりやすく解説しています。
世界情勢を読み解くためのヒントが満載
本書では、米中対立、イスラエルとパレスチナの紛争、インドの台頭、ウクライナ戦争の現状など、世界で注目されているトピックを軸に、現代の国際政治の基礎から深層までを解説しています。それぞれの国が抱える歴史や背景、それぞれの立場からの論理を、豊富な取材と資料に基づいて丁寧に解説することで、読者の国際政治に対する理解を深めます。
日本のビジネスパーソンに必要な教養とは?
豊島氏は、現代社会において、国際政治に関する知識はビジネスパーソンにとっても重要な教養だと強調しています。「グローバル企業で働くビジネスパーソンにとって、マーケティングの知識やMBAなどの学位、経済学などの知識は重要ですが、現代では、対立が深まる世界の政治問題についても、教養レベルで適切な知識を持つことが求められています。」(「はじめに」より一部抜粋)
本書は、複雑化する国際情勢を理解するための羅針盤となるでしょう。ビジネスパーソンだけでなく、世界情勢に関心のあるすべての人にとって必読の書です。
目次
第1章 次の大戦は起こるのか――米中戦争の論理
第2章 習近平は侵略戦争を始めるか――中国と台湾侵攻の論理
第3章 中国の圧力に耐えられるか――台湾の論理
第4章 世界を敵に回して戦う暗殺国家――イスラエルの論理
第5章 世界に見捨てられた抵抗者たち――パレスチナとハマスの論理
第6章 ウクライナ戦争の現在地――ロシアの“侵略三年目”の論理
第7章 世界の終末を阻止した人々――核攻撃の論理
第8章 西側のストーリーと対峙する――“新超大国”インドの論理
* 終章 世界に通用するナラティブとは――日本という“未完の論理”
著者について
豊島晋作氏は、1981年福岡県生まれ。テレビ東京報道局所属の報道記者、ディレクター、ニュースキャスター。現在、WBS(ワールドビジネスサテライト)のメインキャスターを務めています。2005年3月東京大学大学院法学政治学研究科を修了後、同年4月テレビ東京に入社。政治担当記者として首相官邸や与野党を取材した後、2011年春からWBSのディレクター、マーケットキャスターを担当しました。2016年から2019年までロンドン支局長兼モスクワ支局長として欧州、アフリカなどを取材。ウクライナ戦争や日本及び世界経済の動きなどを解説した「豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス」「豊島晋作のテレ東経済ニュースアカデミー」などの動画はYouTubeで総再生回数1億6000万回を超え、大きな反響を呼んでいます。