株式会社シンギが新たにプロトンカーを運用開始!
広島県広島市に本社を構える株式会社シンギは、このたび高性能の凍結機プロトンを搭載したテストカー、通称プロトンカーの運用を開始しました。この革新的な取り組みは、全国6か所のテストルームに加え、製造現場や加工場の近くでも実施可能となるため、実際のオペレーションに即した凍結テストを行うことができるようになります。
プロトンカーは今後、全国各地を訪れ、その使い方や効果を普及させる予定です。具体的な巡回スケジュールについては、各支店または営業所に直接問い合わせることで情報を得ることができます。
プロトンカーの搭載機器について
プロトン凍結機 PF-15B
このモデルは、電磁波や磁力、冷風の三つを駆使した特許技術を用いて、さまざまな食品をすばやく、しかもおいしい状態で凍結する能力を持っています。600×400mmのトレイを5枚収納可能であり、1時間で15㎏を凍結する力を誇ります。設置時に室外機が不要となるため、場所を取らず、事業所においても使いやすい設計となっています。
業界別活用例:
1.
水産業界:新鮮な魚介類の品質保持を実現し、賞味期限を延ばすことで食品ロスの削減に寄与します。
2.
食肉業界:特に通信販売において、希少部位を有効に活用することが可能になります。
3.
仕出しサービス:おせち料理を冷凍することで仕入れコストを削減し、年末の過重労働を軽減します。
4.
ホテル:大量オーダー時における生産計画をサポートし、ルームサービスの対応時間を延長できます。
5.
スーパーマーケット:冷凍商品のバリエーションを増やし、売上を向上させるだけでなく、廃棄ロスの低減にも大きく寄与します。
※なお、解凍後の再現性が難しい食材もあるため、まずはぜひ一度相談してみてください。
プロトン解凍機 KAITO+
この解凍機は、低温で蒸気を噴霧することで、相対湿度を100%に保つことができ、解凍品の乾燥を防ぎます。また、食材に最適な温度で素早く解凍するため、色味や風味の変化、ドリップの発生を軽減します。この機器は、常温やチルドで消費されるお弁当やお寿司、調理前の食材に特におすすめです。
シンギの企業概要
株式会社シンギは食品パッケージの企画や製造、販売を中心に活動しており、2016年には設立以来の伝統を引き継ぎつつ、革新にも挑戦しています。全国15カ所に拠点を構え、顧客ニーズに敏速に応えることを目指しています。その一環として、環境に配慮した商品群も多数そろえ、リユースやリサイクルの促進を積極的に推進しています。また、2023年には冷凍食品の新たな販売事業「時空食堂」をスタートさせるなど、食文化の発展に寄与できる取り組みも行っています。
ご興味のある方はぜひ、シンギのウェブサイトを訪問してみてください。
社名:株式会社シンギ
所在地:広島県広島市中区南吉島2-1-24
設立:1952年6月(創業:1932年1月)
HP:
https://www.shingi.co.jp/