ショート動画が就職・転職活動に与える影響
近年、YouTubeやTikTok、InstagramなどのSNSで、縦型のショート動画が広く普及しています。企業もマーケティング活動の一環として、公式アカウントからショート動画を発信するケースが増加しています。
ラクスル株式会社が実施した調査によると、求職者の3人に1人がショート動画を視聴したことがきっかけで就職・転職先に応募した経験があると回答しました。特に20代では、その割合が半数近くに達しており、ショート動画が就職・転職活動における情報収集の手段として重要な役割を担っていることが明らかになりました。
調査では、企業による公式ショート動画(従業員コメント)が就職・転職活動において「非常に参考になる」「参考になる」と回答した人が約52%という結果になりました。これは、求職者が企業の雰囲気や社員の生の声を動画を通して知りたいと考えていることを示唆しています。
ショート動画が商品購入・サービス利用にも影響
ショート動画は就職・転職活動だけでなく、商品購入やサービス利用にも大きな影響を与えていることがわかりました。調査では、「ショート動画を見て商品購入やサービス利用の経験がある」と回答した人が全体で約47%、20代では約57%と過半数を超えました。
商品購入を検討する際に、企業による公式ショート動画(購入者・利用者コメント)が「非常に参考になる」「参考になる」と回答した人は約57%でした。また、サービス利用を検討する際にも、企業による公式ショート動画(利用者のコメント、施術者・医師の説明)が「非常に参考になる」「参考になる」と回答した人が約57%という結果になりました。
これは、消費者が商品やサービスに関する情報収集において、動画を通して実際に利用した人の声や専門家の意見を重視していることを示しています。
ショート動画マーケティングの重要性
今回の調査結果から、ショート動画が就職・転職活動、商品購入・サービス利用において大きな影響力を持っていることが明らかになりました。企業は、ターゲット層に合わせた魅力的なショート動画を制作し、積極的に発信することで、採用活動やマーケティング活動を効果的に推進できるでしょう。
ラクスルの「5万円でまる投げ出張動画」サービス
ラクスルでは、中小企業が手軽にショート動画を用いたマーケティング活動を行えるよう、「5万円でまる投げ出張動画」サービスを提供しています。
このサービスは、プロの動画クリエイターが全国どこにでも出張し、撮影から編集までを全て行い、その場で動画を納品するサービスです。出張費も全て込みで、15秒版、30秒版も5万円という価格設定となっています。
ラクスル株式会社 会社概要
ラクスル株式会社は、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、デジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造の変革に挑戦しています。
同社は「EC/Marketplaceによる取引の効率化」、「ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化」、「それらに基づく付加価値サービス」の3つを統合したバーティカルプラットフォームの構築・提供を通し、中小企業の事業運営を支援することで、日本経済の発展を目指しています。