クリープハイプの尾崎世界観、初歌詞集『私語と(しごと)』が待望の文庫化
今年は、インディーズバンド「クリープハイプ」の現メンバーとして活動を始めてから15周年を迎えたことでも話題になっている尾崎世界観。彼の初の歌詞集『私語と(しごと)』が、河出書房新社から2024年10月8日に文庫化されることが決まり、ファンの期待が高まっています。
歌詞集としての異例の人気
2022年4月に単行本として発売された『私語と』は、そのリリース直後から各書店のランキングに上位チャートインし、歌詞集の中でも異例のベストセラーとなりました。その人気が再燃する今回の文庫版では、尾崎自身が選び抜いた84曲の歌詞が収められています。これに加え、文庫版特有の新たな9曲の歌詞も収録され、ファンにはたまらない内容です。
メンバーによるリレー解説
この文庫版には、クリープハイプの他のメンバーが執筆したリレー形式の解説も含まれています。メンバーそれぞれが、デビューからの15年間の振り返りを行い、ファンにとって貴重な読み物となっています。解説を手掛けるのは、ベースの長谷川カオナシ、ドラムの小泉拓、ギターの小川幸慈の三人です。彼らの視点で語られる音楽の旅は必見です。
特別デザインの限定カバー
また、文庫化を記念して特製の「初回限定リバーシブルカバー」が用意されています。このカバーは、アルバムジャケットや尾崎の様々な書籍デザインを担当している寄藤文平によるもので、文庫版の書き下ろし詞の全文もカバー裏面に収録されています。視覚的にもファンを楽しませる作品となることでしょう。
限定しおりも
さらに、文庫化特典として特製の「しおり」も提供されます。クリープハイプの名曲「栞」にちなんだこのしおりは、6種類が数量限定で配布される予定です。どのデザインが手に入るか、ファンには楽しみな要素です。
尾崎世界観の魅力
尾崎世界観は、クリープハイプのヴォーカル兼ギターとしてだけではなく、作家としても活動しています。初小説『祐介』が文藝春秋より刊行され、他にも多くの著作が存在。彼の音楽と文学には、深い人間性と詩的な表現が溢れています。歌詞集『私語と』は、彼の言葉の美しさを再確認できる貴重な機会となるでしょう。
まとめ
今秋、クリープハイプファンにとって特別な一冊となる『私語と(しごと)』の文庫化。カバーや特典もファンの心を捉えており、リリースが待ち遠しいです。ぜひ、書店で手に取ってみてください。また、15周年の特設ページでは、クリープハイプの歩みや特別コンテンツが公開中ですので、そちらも合わせてチェックしてみてください!