ご当地ナンバー誕生
2018-09-07 14:00:34
多彩なデザインのご当地ナンバープレートが登場!3Mの技術が支える新たな地域振興
新たなアプローチ!地域の魅力を伝えるご当地図柄ナンバープレート
2023年10月から、日本全国41地域で新しい「ご当地図柄ナンバープレート」の交付が始まります。これは地域の風景や観光名所を描いた、魅力的なデザインのナンバープレートです。この取り組みは、国土交通省が推進する地域振興の一環として行われ、単なるナンバープレートを超えて地域の魅力発信を目指しています。
3Mのフィルム技術が実現する美しいデザイン
ナンバープレートのデザインには、米国の3M社が生み出したフィルム技術が活用されています。この技術は、従来の塗装では再現が難しかった多彩な色合いとグラフィカルなデザインを実現し、凹凸のある面にも貼りやすい特性を持っています。
3Mのフィルムは、屋外看板や車両のラッピングなどに使われてきた実績があり、その知見をもとにナンバープレート用に開発されました。さらに、フィルムを使用することで耐久性が向上し、いつまでも美しい風景を保持することができます。これにより、ドライブ中に目にするご当地ナンバープレートが一つの楽しみになることでしょう。
現在、27地域で3Mのフィルムが採用され、その魅力を活かしたデザインが展開される予定です。
海外の事例から学ぶ
アメリカでは、1950年から図柄入りナンバープレートが導入され、各州ごとにユニークなデザインが制作されています。特にミネソタ州では、自然と動植物保護を目的としたナンバープレートが登場し、寄付を通じて地域社会に貢献する仕組みが導入されています。これらの背景には、3Mのフィルム技術が大きく貢献していると評判です。このように、全国で図柄入りナンバープレートを推進する日本も、海外の成功事例から有益な学びを得ています。
ナンバープレート技術の進化
3Mの技術とアイデアをもとに、ナンバープレートのフィルム技術は過去70年間で大きく進化してきました。1960年代からの歴史を辿ると、エンボス加工や様々な反射材の開発がされてきました。日本では、特有の漢字という特殊なエンボス加工が必要なため、これに対応した新たなフィルムの開発が2013年に始まりました。
開発チームは、フィルムや粘着剤、印刷の各領域の専門家が集まり、微細なエンボス加工に耐えうる高精細なフィルムを作り上げるために多くの研究と試験を重ねました。その結果、日本独自のナンバープレートにフィットするフィルムが実現しました。
地域振興と観光振興を目的としたナンバープレート
地域振興や観光振興の観点から、ナンバープレートは「走る広告塔」として機能します。地域の風景や観光資源を描いたナンバープレートが、人々に地域の魅力を伝えます。寄付を通じてフルカラーの図柄入りナンバープレートが交付され、その寄付金は地域の交通改善や観光促進に役立てられます。使用後は記念として保存することもでき、一石二鳥の取り組みとなっています。
3M社の使命
最後に、3M社は科学の力を活かして日々の生活を豊かにすることを目指しています。世界中で300億ドルの売上を誇り、9万人以上の社員が創造的なソリューションを提供しています。詳細は、3Mの公式ウェブサイトをチェックしてください。これからも、3Mの技術が生み出す新しいナンバープレートが、地域の魅力を引き出す一助となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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スリーエム ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都品川区北品川6-7-29
- 電話番号
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