魚食文化の再生を目指す新サービス「うみのうち」の全貌
魚の卸売業を運営する株式会社ベンナーズと、福岡市にて海鮮居酒屋「酒場のシャトル」を展開する株式会社パノラマが業務提携を結びました。目的は、魚のフードロスを削減し、日本の魚食産業を発展させることです。さらに、食を通じて人々や社会を豊かにすることも目指しています。
この連携の下で生まれた新たなサービス「うみのうち」は、捨てられる運命にある美味な魚を利用したミールキットを提供することを主な事業としています。コロナウイルスの影響で人々の行動様式が変わる中、外食と内食の境界が曖昧になりつつあります。これを受け、両社は新しい時代にマッチしたサービスを展開する運びとなりました。
「うみのうち」サービスの内容
「うみのうち」では、捨てられがちな魚をミールキットとして販売し、購入者がその生産者や環境を支援できる仕組みを作りました。現在、クラウドファンディングで第1弾の製品を紹介しており、全国展開に向けた準備も進めています。
このサービスは、次の3つの側面からコミュニティや文化を豊かにすることを目指しています。
1. 作る人を豊かにする
新型コロナウイルスの影響を受けている飲食店との連携を強化し、それぞれの分野の知識を結集することで、新たな食の提供方法を確立。この取り組みでは、廃棄される魚や農作物を適切に加工し、新たな収入を生み出すことに貢献します。
2. 食べる人を豊かにする
料理が億劫な家庭のため、下味つきのミールキットを開発しました。これにより、手間なく美味しく新鮮な魚を楽しむことができます。また、健康に良いEPAやDHAを含む魚を主なタンパク源として提供し、家庭の健康維持をサポートします。
3. 社会をより良くする
魚のミールキットの普及によって、日本の衰退しつつある魚食文化を再生し、SDGsの一環として食品廃棄物の削減に寄与します。これにより、持続可能な社会の実現を目指します。
クラウドファンディングの詳細
現在、「うみのうち」の第一弾商品がクラウドファンディングで予約受付中です。興味がある方は、以下のリンクをご覧ください。
クラウドファンディングサイト
会社概要
この取り組みによって、多くの人々が新鮮な魚を楽しむと同時に、持続可能な未来づくりに貢献できることを期待しています。