「リンガ・フランカ」展
2025-05-08 11:31:26

トーキョーアーツアンドスペースで開催される「リンガ・フランカ」展の魅力とは

トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2025 成果発表展『リンガ・フランカ』



2025年5月17日、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)本郷で、注目のアート展「リンガ・フランカ」が始まります。この展覧会は、アーティストたちの様々な背景と体験を通じて、「分断を越えて」というテーマのもとに新しい言語や文化的な理解を探求します。

展覧会の背景



「リンガ・フランカ」とは、異なる文化や言語を持つ人々が交流する中で生まれた共通語を指します。この展覧会では、各地のアーティストが TOKAS レジデンシーに滞在し、新たな視点や問題意識を持ちながら作品を発表します。特に、地球環境や社会の変化に伴う人々の移動によって生まれる文化の交差点に注目しています。

開催概要



会期


  • - 第1期: 2025年5月17日(土)~6月22日(日)
  • - 第2期: 2025年7月5日(土)~8月10日(日)
  • - 休館日: 月曜日(※7月21日は開館)

会場


  • - トーキョーアーツアンドスペース本郷
東京都文京区本郷2-4-16
ウェブサイト: TOKAS公式サイト

参加アーティスト



展覧会には、7人のアーティストが参加します。それぞれが異なる文化的背景を持ちながら、リサーチを重ね、興味を持ったテーマについて探求しています。以下、参加作家とそのプロジェクトをご紹介します。

  • - ボリャナ・ヴェンチスラヴォヴァ
映像作品《7 Butterflies and We Will Dance. And It Will Be Our Revolution.》では、家父長制やジェンダー不平等といったテーマを掘り下げます。

  • - カルメン・パパリア
彼女のパフォーマンス《Mobility Device》を通じて、創造的なアクセシビリティについて語ります。

  • - 久松知子
経済成長期の日本と現代社会のギャップをアイロニカルに描いた作品《ダンシングサラリーマン》を発表。

  • - 森あらた
身体と映像の相互作用を表現した《無題》によって、孤独や分断をテーマにした対話を提示します。

  • - 木村桃子
自然と人間の関係を探る作品《Glowing stump》では、木材の年輪を通じた時間の可視化に挑戦します。

  • - 山田 悠
都市環境の変化とその影響を考察する壁面作品を発表します。

  • - リスキー・ラズアルディ
社会経済的な影響を表現したインスタレーション《Not Masterless Object》は、農業と原子力の背景を探求します。

関連イベント



展覧会期間中には、アーティストたちによるトークイベントも予定されており、参加は無料です。何気ない日常の中で新たな視点や理解を得る貴重な機会です。

  • - アーティスト・トーク 1: 2025年5月18日(日)16:00 - 17:30
テーマ: 『分断を超えて』

  • - アーティスト・トーク 2: 2025年5月24日(土)14:00 - 15:30

この文化的交流と表現の場、「リンガ・フランカ」を通じて、新たな知識や感性を得ることができるでしょう。ぜひこの機会に、異なる視点からアートを楽しんでみてください。


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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