リチウムイオン電池による火災防止シンポジウム
令和7年の11月1日(土)、東京都渋谷区で「リチウムイオン電池による火災防止シンポジウム」が開催されます。これは、同月が「リチウムイオン電池による火災防止月間」とされることにちなみ、全国的な啓発活動の一環です。近年、リチウムイオン電池を原因とする火災が増加しており、特に廃棄物処理施設や運搬車両での火災が問題視されています。
令和5年度には、全国で8,543件の火災がこの電池に関連して発生しており、この深刻な状況を受けて環境省は火災防止に向けた取り組みを強化しています。シンポジウムでは、専門家による講演やトークセッションを通して、火災の現状や安全な使用と廃棄方法について考え、一人ひとりが何ができるかを探ります。
シンポジウムの詳細
- - 日時: 11月1日(土) 15:00 - 17:00(14:30開場)
- - 会場: 東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
- - 参加形式: 現地参加およびオンライン参加が可能です。後者の場合は、事前に申し込むことで視聴用のURLが送られます。
- - 主催: 環境省
プログラム
シンポジウムでは次のようなプログラムが予定されています。
ごみ清掃芸人マシンガンズの滝沢秀一氏がプレゼンターとして登場し、リチウムイオン電池の危険性と、火災防止のための具体的な方法について話します。
お笑い芸人スギちゃんが、モバイルバッテリーの膨張に関する自身の体験を語るビデオレターも放送されます。
国立研究開発法人国立環境研究所の専門家からの講演が行われる予定です。
「みんなで話そう!リチウムイオン電池の使い方と捨て方」と題されたセッションでは、滝沢氏がファシリテーターとなり、環境専門家らと共にリチウムイオン電池の正しい取り扱い方について意見を交わします。
参加方法
一般参加はウェブサイトから申し込みが必要で、申し込みの締切は10月24日(金)です。
記者登録は10月17日(金)まで受け付けています。
お問い合わせ先
シンポジウムに関する問い合わせは、リチウムイオン電池による火災防止月間シンポジウム事務局(株式会社エム・シー・アンド・ピー)まで。担当者の連絡先は、メールでのお問い合わせが可能です。
このシンポジウムは、私たちの生活に密接に関わるリチウムイオン電池の使用法や廃棄について再考させる良い機会です。関心のある方はぜひ参加し、安全な社会づくりに貢献しましょう。