環境と経済の両立を実現する新たな投資ファンド「まあるい未来共創ファンド cotocoto」
2023年10月21日、コモンズ投信株式会社が運用を開始した新しい公募インパクトファンド「まあるい未来共創ファンド cotocoto(コトコト)」。このファンドは、社会的リターンと長期的な経済的リターンを同時に追求することを目指しています。このユニークなファンドの背景と特色、そしてその意義について詳しく解説します。
設立背景と目的
コモンズ投信は「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、次の時代をともに拓く」というミッションのもと、2009年より長期投資ファンドの運用を行っています。特に非財務情報の分析や企業の社会課題への対処に注力してきました。これまでの実績をもとに、丸井グループとのパートナーシップを通じて、投資先企業がより良い未来を作るためのインパクトを生み出す取り組みを推進しています。
インパクトファンドとは
インパクトファンドとは、経済的リターンを追求するだけでなく、社会的及び環境的な変化や効果を同時に意図する投資行動を行うファンドのことです。「インパクト」の概念を取り入れ、投資の成果として生じるポジティブな変化にこだわります。
cotocotoの特徴
1. ポジティブなインパクトを生む企業への投資
cotocotoファンドは、より良い未来の実現に向けて、投資先企業が社会にポジティブなインパクトをもたらすことを重視します。特に「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりのしあわせを共に創る」「共創のエコシステムをつくる」というテーマをもとに、ボトムアップ方式で企業の選定を行います。
2. 厳選された投資先
このファンドは、大型株から小型株までの厳選された企業に投資し、未上場株式も対象となることがあります。投資先企業との対話を重視し、より説得力のある投資先の選定を行います。
3. 分配金の決定プロセス
毎年1回、9月の決算時に分配金額を決断します。市場動向や基準価額を考慮しながら分配方針に基づく適切な金額が設定されます。ただし利益が少ない場合には分配が行われないこともあります。
資産運用の新たな選択肢
このファンドの最大の特徴は、丸井グループが備える「社会課題解決と利益の二項対立を乗り越える」というビジョンに基づいている点です。社会的インパクトを重視する企業への投資を通じて、投資家は自身の資産を通じて社会課題の解決に貢献することができるという新しい仕組みです。
まとめ
関心を持ち続けることが求められる投資の世界において、まあるい未来共創ファンドcotocotoは、経済的リターンと社会的インパクトを同時に追求する新しい投資の形を示します。このファンドは、持続可能な未来を実現するための一助となるでしょう。投資家としても参加することで、「より良い未来」を共に作り上げる一歩を踏み出せるかもしれません。
詳細は
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