留学生アルバイト報告がさらに便利に！新しいWSDB機能を紹介

2025年1月以降の在留期間更新に向けて、留学生がアルバイトの状況を学校へ手軽に報告できる「WSDB」の新機能について、お伝えします。株式会社OneTerraceが提供するこのシステムには、給与明細を複数枚アップロードできる機能が追加され、2025年3月4日から利用可能になります。この新機能によって、アルバイトに関する必要書類の管理が大幅に簡素化されることでしょう。

新機能の背景

近年、留学生が授業料をアルバイト収入から支払う際、出入国在留管理庁への証明資料の提出が必須となりました。この変更により、多くの教育機関は留学生のアルバイト状況をより厳密に管理する必要が生じています。WSDBの新機能は、このニーズに応える形で開発されました。

留学生自身がスマホアプリを通じて、アルバイトの情報を学校に報告できる機能は、既に存在していましたが、さらにその報告時に雇用契約書や給与明細も同時にアップロード可能となることが大きなポイントです。特に、学生数が多い大規模校においては、これにより業務の効率化が期待されます。

利用方法

新機能を利用するための手順は、以下の通りです。

1. スマホアプリを起動します。
2. アルバイト情報の入力セクションに進みます。
3. 登録済みのアルバイト情報を表示し、修正したい情報を選択します。または、新規のアルバイト情報を登録するために「＋」ボタンを押します。
4. 必要な情報を入力し、画像を添付して保存します。

このシステムは、WSDBを導入している教育機関であれば、無償で利用できることも魅力です。これにより、留学生も手軽に必要な報告を行うことができ、学校側も管理業務を効率化できます。

今後の展望

「給与明細等複数アップロード機能」の追加は、WSDBの多国籍留学生対応力を一層高めるものです。今後も、その機能拡張や改善を続けることで、より多くの教育機関に貢献していく考えです。留学生が安心して学び、働ける環境を整えるために、WSDBは進化を続けていきます。

WSDBについて

WSDBは、2018年に販売が開始され、現在では190校以上、約5万人の留学生がその管理システムを利用しています。このシステムは、留学生の入学から卒業までの全行程を包括的に管理し、教職員と学生の情報を一元化することができます。これにより、教育機関はより効率的に運営できるようになります。

公式ウェブサイトでは、WSDBの詳細情報や新機能についても詳しく説明されているので、ぜひチェックしてみてください。WSDB公式ウェブサイト

株式会社One Terranceについて

最後に、株式会社One Terraceは日本語学校向けの管理システムを構築し、留学生の教育環境を支えています。2016年にベトナムで創業後、2017年には日本法人を設立し、アジア各国から日本への就業支援にも注力しています。都市が抱える様々な課題に対して、最適な解決策を提供し続けることで、教育業界の改革をリードしています。