MAMORIO高齢者実験
2016-08-09 12:19:34
高齢者見守り実験:MAMORIOを活用した新たな試み
近年、日本は超高齢化社会に突入し、高齢者の見守りが重要な課題となっています。このような背景から、株式会社みまもーらが新たな取り組みを開始しました。それが、全国初となる高齢者見守りの実証実験です。実験は、MAMORIO株式会社が sviluppatoした遺失物発見システムを転用し、愛知県豊橋市羽根井校区で行われました。
実施されたのは、平成28年7月13日と14日。転用されたMAMORIOは、位置情報プラットフォームであり、通常は紛失物の発見に使用されます。これを高齢者の見守りに活用しようという試みです。特に羽根井校区は高齢者率が25.2%と地域の中でも高めであり、見守りの必要性がその分増しています。
実験に参加したのは、67歳から88歳までの18名。男女それぞれ、10名と8名が参加し、高齢者が日常生活でどのような状況下にあるのかを把握することが目的です。普段の生活の中で、彼らがどのように過ごしているかを観察し、MAMORIOによって得られる位置情報を通じて安全に見守ることができるのかを検証します。
このプロジェクトは、高齢者による事故や行方不明のニュースが多発する中、非常に重要な取り組みであると言えるでしょう。特に、両親と同居しない家庭が増える中で、子世代が親の安否を気にかけるための新たな手段を提供するものとなります。
さらに、全国初の試みであるため、その結果が全国各地に広がる可能性もあり、大きな期待が寄せられています。今後、このようなシステムが各地域で導入されることが期待されており、高齢者の安全性を高めるための重要なステップとなるでしょう。
私たちの社会が超高齢化社会へと進む中で、技術を用いた見守りの取り組みはますます重要性を増します。今後も、MAMORIOをはじめとした技術がどのように高齢者の生活をサポートし、安全を守るのか、その動向に注目していきたいところです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社みまもーら
- 住所
- 東京都港区南青山2丁目2番地15号ウィン青山942
- 電話番号
-
03-6403-3080