中古車買取の実態
2026-01-29 10:05:02

中古車買取実態調査から見る消費者の不信感と期待

中古車買取実態調査から見る消費者の不信感と期待



2026年1月9日、リセールバリュー総合研究所が実施した「中古車売却・買取査定に関する意識調査」の結果が発表されました。この調査は、全国の自家用車保有者464人を対象に行われ、信頼感や不信感、査定体験に関する多面的な分析がなされています。この調査の目的は、中古車売却の過程で消費者がどのような不安を抱き、何を求めているのかを探ることにあります。

中古車買取業者への信頼感



調査によると、約7割の人が中古車買取業者を「信頼できる」と感じている一方で、28.6%は「あまり信頼できない」または「まったく信頼できない」と回答しました。このことから、買取査定に関する不安を抱えている消費者が多く存在することが明らかになりました。特に、査定経験者の55.1%は、何らかの形で不信感を抱いたことがあると回答しています。

最も多かった不信感の理由は「後出し減額」で、40.4%の人がこれを挙げています。また、査定額に対する根拠の不明確さや説明不足、相場より安いと感じる査定額に対する不満も顕著です。これらの結果は、価格だけでなく、取引の透明性やプロセスの納得感がいかに重要であるかを示しています。

売却判断に影響する相場情報



消費者の相場に対する認識も興味深い結果を生んでいます。約半数の人々は、自分の中古車の相場を「まったく把握していない」と答えておりその一方で、64.5%の人は「相場が下がるかもしれない」と思った場合に売却判断に影響が出ると感じています。この情報と心理のギャップは、消費者がどれほど市場動向を理解していないかを浮き彫りにしています。

2026年の中古車相場については、40.7%が「正直わからない」と回答しており、先行きに対する不安が強いことがわかります。物価上昇や世界情勢の問題がその背景にあると考えられます。

リセールバリューの理解不足



調査結果によると、約6割の人が自分の車のリセールバリューを把握しておらず、実際の査定においては38.5%が「想定より低い」と感じた経験があると答えています。これは、消費者が持つ自車の価値と実際の市場価値との間に大きなギャップがあることを示しています。

次にクルマを売却する際に最も重視したいのは「価格の高さ」で、36.4%がこれを選択しました。しかし、同時に「査定の透明性」や「誠実な対応」も重視されており、価格以外の要素も重要視される傾向があります。特に「相場情報の開示」や「査定理由の説明」は、信頼に繋がることが調査から浮かび上がっています。

まとめ



中古車買取に関する今回の調査は、消費者が抱く不安と信頼の実態を示し、業者が直面する課題を明らかにしました。業界はこれらの結果を踏まえ、より透明性の高い査定プロセスを構築することで、消費者の信頼を獲得し続ける必要があります。リセールバリュー総合研究所は、今後も消費者が安心して中古車を売買取引できるよう、様々な情報を提供し続けていきます。

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