「ハタチのトビラ」始動
2018-12-10 11:00:09
大学生のキャリア形成を支援する「ハタチのトビラ」が12月に始動!
大学生の新たなキャリア形成支援サービス「ハタチのトビラ」の登場
2021年度以降、就職活動に関するルールが廃止され、大学生は自身のキャリア観をより早期に形成することが求められています。その中で多くの学生が、大学生活を通じて効果的な準備が整わず、採用後にミスマッチやリアリティショックを感じているという現状があります。
その問題を解消すべく登場したのが、「ハタチのトビラ」です。この新しいサービスは、大学生が自らのキャリア選択を行動指針として深めていくための「マイテーマ」を探求する機会を提供します。マイテーマとは、学生自身の興味や関心から派生する個人的な探求テーマを指し、本サービスはそれを支援する役割を果たします。
主なサービス内容
1. ジョブシャドウ動画の閲覧
「ハタチのトビラ」では、米国で広く根付いているジョブシャドウイングを基にした動画サービスを提供しています。ジョブシャドウイングとは、職業の実態を観察することに重点を置いた教育方法で、実際に社会人の仕事を見学し、その過程で得られる学びを促進します。これにより学生は、企業が公開する表面的な情報だけに留まらず、具体的な仕事内容や企業の内情をリアルに理解できるようになります。
2. イベント参加による交流
毎月20日に開催されるイベントでは、社会人のロールモデルとの対話の機会が提供されます。参加者は、自身のキャリアについての話を聞き、他の学生たちと交流することで、新しい視点やマイテーマの探求を進めることができます。会員は何度でも無料で参加できるため、積極的に交流の場を活用することができます。
3. マイページ機能
「ハタチのトビラ」では、個々の学生が自らの興味や行動を記録できる「マイページ」機能も備えています。ベータ版では活動の記録に特化していますが、今後はデータ解析に基づいたキャリアの指針を提案する機能も追加される予定です。
専門家の声
法政大学の田中研之輔教授は、体験型学習が学生の成長に繋がるとしつつも、直面するハードルをも指摘しています。学生が社会経験を得るための新たなアプローチとして「ハタチのトビラ」が提供されることは、大きな意義を持つと述べています。また、東京経済大学の小山健太准教授も、ジョブシャドウイングの導入が日本のキャリア教育に新しい風を吹き込むと期待を寄せています。
まとめ
「ハタチのトビラ」は、大学生活を意味あるものにし、将来のキャリアの選択肢を広げるための重要なステップです。12月10日のβ版公開を前に、多くの学生がこの新サービスを通じて、自己の「やりたい」を見つけ、具体化する機会を手に入れることでしょう。これからのキャリア開発の新たな形に、ぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
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Original Point株式会社
- 住所
- 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル 5F
- 電話番号
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03-6403-3299