nest Robeの挑戦
2021-02-10 13:25:22

環境への配慮が生んだ新たなモノづくり・nest Robeの挑戦

環境への配慮が生んだ新たなモノづくり・nest Robeの挑戦



近年、環境問題への意識が高まる中、フードロスや衣料ロスといった問題が注目されています。特にアパレル業界では、洋服の生産過程において避けがたい「裁断くず」が大きな課題となっています。この「裁断くず」とは、洋服を作る際に生地を裁断する過程でどうしても余ってしまう部分のことです。

洋服の製作は、大きな生地を裁断し縫い合わせる作業から始まりますが、その過程で発生する「裁断くず」は、1着分の製作では小さな問題として捉えられるかもしれません。しかし、100着や1000着の生産が行われると、その量は膨大になり、地球環境に対しても大きな負荷をかけることになります。一般的に、生地1000mあたり約300mが「裁断くず」として廃棄される計算になります。

アパレル業界は長い間、この「裁断くず」を廃棄したり燃やしたりすることで、見えない形で環境への影響を横目で見てきました。しかし、最近では持続可能な選択肢が求められるようになり、リサイクル製品や再利用の取り組みも増えてきました。とはいえ、リサイクルするためには新たなエネルギーや過程が必要で、完全にクリーンとは言えません。さらに、この「裁断くず」は再利用が難しいため、新しいサイクルを作るのは容易ではありませんでした。

そこで、自然素材ブランド「nest Robe(ネストローブ)」およびその姉妹ブランド「CONFECT(コンフェクト)」は、この問題に真剣に向き合うことを決意しました。彼らは「裁断くず」を粉砕し、再び「綿(わた)」に戻す技術を開発。その綿から新しい「糸」を作り、その糸で再び「生地」を制作。最終的に、その生地を使って新しい製品を生み出すという、完全にゴミを出さない循環型のプロジェクト、「UpcycleLino(アップサイクルリノ)」を立ち上げました。この取り組みによって、彼らは環境負荷を大幅に減少させながら、質の高い製品を提供することを目指しています。

このプロジェクトには多くの期待が寄せられており、特に環境への配慮をした製品を求める消費者にとって大きな魅力となっています。また、「nest Robe」や「CONFECT」の取り組みは、モノづくりそのものにとどまらず、社会貢献へとつながる重要な一歩となるでしょう。

詳細な情報が気になる方は、「https://nestrobe.com/aboutus/slowmade」を訪れてみてください。環境に優しいスローメイドのモノづくりが、あなたの新たなライフスタイルの一部となるかもしれません。

公式情報や最新の製品は、以下のリンクからもご確認いただけます。

このように、「nest Robe」と「CONFECT」は、環境を考慮した新しいモノづくりを通じて、より良い未来を目指して邁進しています。

会社情報

会社名
株式会社 ネキスト
住所
東京都港区南青山6-7-19グランディール南青山1F
電話番号
03-5772-1881

関連リンク

サードペディア百科事典: CONFECT nest Robe UpcycleLino

Wiki3: CONFECT nest Robe UpcycleLino

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。