1日6食VS朝食抜き:健康管理の極意
2025年2月6日、東京都代官山にて行われた特別イベント「パレオさんとバズーカ岡田さんの1日を大解剖」では、筋肉と腸をテーマにカラダ作りの専門家たちの健康維持のためのルーティンについて議論が交わされました。登壇したのは、サイエンスライターの鈴木祐さんと、日本体育大学の教授でありボディビルダーでもあるバズーカ岡田さん。この二人の専門家から得られる知見は、一般の参加者にとっても非常に貴重でした。
2人のルーティンに迫る
鈴木さんは、朝食を抜くことで午前中の集中力を最大限に高めるスタイルを選択しています。彼は高タンパク質・低脂肪な食事を中心にし、必要な栄養素は軽食やプロテイン、サプリで補うと説明しました。特に、腸内環境への良い影響を持つ「レジスタントスターチ」を意識して摂取し、健康を意識した食事を 行っています。
一方でバズーカ岡田さんは、基本の食事を1日6回に分けて摂取することで、効率よくタンパク質と食物繊維を取り入れています。彼は朝食が自身の活力源であり、重要な食事であると強調しました。また、ルーティンを守れない日でも適宜調整が必要だとし、実践的なアドバイスを提供しました。
質疑応答での知識の共有
イベントには質疑応答の時間も用意され、参加者からさまざまな質問が寄せられました。たとえば、朝の水分補給の適量や、職業的に食事が難しい場合の対処法、加齢による運動強度の低下への対応など、具体的な疑問にも丁寧に回答され、会場は熱気に包まれました。
それぞれの目的に合わせた健康管理
イベントを通じて、鈴木さんとバズーカ岡田さんはそれぞれ異なる目的を持ち、ストイックに身体に向き合っていることが明らかとなりました。鈴木さんは、効率的な栄養摂取を追求し、バズーカ岡田さんはボディビルの視点から理想的な肉体づくりを目指しています。これにより、食事選びやトレーニングアプローチに違いが生じることが分かり、参加者は自分自身の健康管理に対する新たな視点を得られたことでしょう。
イベントのアーカイブも視聴可能
本イベントの模様は後日アーカイブとして、バズーカ岡田さんのYouTubeチャンネル「新バズーカ岡田チャンネル」や鈴木祐さんの「DLab パレオチャンネル」で視聴可能です。興味のある方はぜひチェックして、自らの健康管理に役立ててみてください。
登壇者のプロフィール
- - 鈴木祐:サイエンスライターであり、『最高の体調』の著者。健康、心理、科学に関する最新の知見を追求しています。
- - バズーカ岡田:日本体育大学教授であり、元柔道全日本男子チーム体力強化部門長。ボディビル競技にも出場し、数々の受賞歴を持つ身体づくりのスペシャリスト。
このイベントを経て、参加者は自らの健康管理を見直す良いきっかけとなり、今後のルーティンや生活スタイルに変化をもたらすかもしれません。自分自身の目的に応じたアプローチを見つけることが、健康的なライフスタイルの鍵になると言えるでしょう。