イノテック、組込み向けCPUボード事業創業20周年を祝う特別企画

イノテック、20周年を迎える組込み向けCPUボード事業

イノテック株式会社が展開する組込み向けCPUボードおよび産業用PC事業、INNINGS®が2025年度に創業20周年を迎えます。この歴史的な節目を祝うために、同社は新たな企画やサービスの提供を計画しています。具体的には、最初の特別企画として2025年4月1日からの新規出荷分について、製品保証期間を従来の1年から2年に延長することが発表されました。

事業との歩みを振り返る

INNINGS®は2005年に事業をスタートして以来、国内での設計・製造にこだわり、高品質且つ信頼性の高い製品を採用し続けてきました。イノテック社は、顧客からのフィードバックを大切にし、製品の機能や技術革新を進めることで、持続的な成長を目指してきました。2020年には「あなたに寄り添うイニングス、真面目につくりました」というキャッチフレーズを掲げ、さらなる品質向上に努めています。

特に、純国内生産の産業用製品として市場での評価が高く、直近の5年間での出荷台数は着実に増加しています。2025年度中には累計出荷台数が20万台を超える見込みであり、その成長の背後には顧客や取引先、すべての関連者の支えがあることを深く感謝しています。

新たな市場ニーズへの挑戦

また、イノテックはエッジAIや顔認証技術に対応したEdgeFACE®と呼ばれる新たな製品開発にも注力しています。これにより、変化する市場ニーズに応え、顧客の課題を解決する新しい製品を2025年度にはリリースする予定です。これらの新発想な製品は、INNINGS®事業の枠をさらに広げる可能性を秘めています。

記念行事に向けた計画

20周年のお祝いは2025年度中に計画されており、詳細については改めてアナウンスされる予定です。初の記念行事としての製品保証期間の延長は、その一環として位置付けられています。これにより、長年のお客様への感謝の気持ちを込めたサービスの一環となります。

イノテックの菅彰吾氏は、「当初、わずか数名でスタートさせたこの事業が、長い道のりを経て成長できたのは、支えてくれるすべての人々のおかげである」と述べ、今後も新たな価値創造と社会貢献に努める意欲を示しています。