MoonJapan資金調達
2024-05-15 09:00:02
教育を共育で変えるMoonJapan、シードラウンドで3,000万円調達
株式会社MoonJapanは、「教育を共育で変える」という理念を掲げ、新たに3,000万円の資金を調達したことを発表しました。この資金調達は、mintやSetouchi Startupsをはじめとする投資者の支援を受けて実現しました。
MoonJapanの目指すもの
MoonJapanは教育系インパクトスタートアップで、現在は「MoonShot」というソーシャルアントレプレナーシップ体験プログラムを全国の中学校・高等学校向けに提供しています。このプログラムは生徒に対して、社会的な課題を解決するための発想を促し、チームで実際のソーシャルビジネスを立ち上げる経験を提供します。さらに、同社は「MoonAcademy」「MoonImpactCapital」「MoonCareer」という新たな事業も展開予定で、これらを通じて誰もが教育から取り残されることのない体制を構築することを目指しています。
「MoonShot」プログラムの詳細
「MoonShot」は2022年度より、全国の学校において義務化された「総合的な探究の時間」に対応するプログラムです。このプログラムでは、参加する生徒が3〜5人のチームで、実際にソーシャルビジネスを立ち上げるプロセスを通じて、貴重な経験を得られるように構成されています。各学校ごとにカスタマイズされた内容で実施され、生徒の成長だけでなく、教職員の負担軽減にも寄与しています。
資金調達の目的と背景
全国の学校で導入された「総合的な探究の時間」は、社会の変化に応じた資質・能力を育成することを目指しています。MoonJapanはこの機会を活用し、地域社会や教育関係者と協力しながら、日本の教育をより良いものにするための取り組みを進めようとしています。今回調達した資金は、プログラムの拡大や人材の採用に活用される予定です。
投資者のコメント
投資者たちからは、MoonJapanのビジョンと熱意が高く評価されています。mintの木暮圭佑氏は、藤田CEOの行動力に感銘を受け、さらなる成長を期待していると述べました。また、Setouchi Startupsの藤田圭一郎氏も、MoonJapanのメンバーの未来に大いに期待していると伝えています。
教育の未来に向けて
代表の藤田岳氏は、教育の現場におけるさまざまな課題を解決するために、これからも努力していく姿勢を強調しました。MoonJapanが提供する「共育」という概念は、今後の教育環境において非常に重要な役割を果たすと期待されており、国内外で多くの人々が関わっていくことが求められています。これにより、日本の教育がますます進化していくことを願います。
会社情報
- 会社名
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株式会社MoonJapan
- 住所
- 東京都豊島区要町3-4-6
- 電話番号
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