新潟医療福祉大学は、7月9日に新潟市立万代高等学校と高大連携協定を締結しました。この協定は、高校生に医療系資格や職業について深く理解させ、地域社会に貢献する人材育成を目的としています。
新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITの6学部15学科を擁する日本最大級の医療系総合大学です。今回の協定では、この強みを活かし、万代高校の生徒に対して、医療系資格や職業に関する講義、体験、見学などの機会を提供します。さらに、探究学習の支援なども行い、生徒たちの学びをサポートしていきます。
万代高校の田村校長先生は、探究活動に力を入れている同校にとって、新潟医療福祉大学との連携は大きなメリットになると話しています。大学進学後の展望や、将来どのような志を持つのかを生徒たちに伝えることの重要性を強調し、今回の協定を通じて、生徒自身のモチベーション向上や進路選択に繋がることを期待しています。
新潟医療福祉大学は、今年3月には新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連)および日本赤十字社長岡赤十字病院、7月にはNSGグループ5病院とそれぞれパートナーシップ協定を締結しており、高校生に病院見学の機会を提供することで、優れた医療人材の育成と輩出を促進しています。
NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、幅広い事業を展開する企業グループです。地域社会を豊かにし、幸せなまちづくりを目指しており、今回の高大連携協定もその取り組みの一環と言えるでしょう。