オトナルが音声広告の新たな可能性を切り開く
株式会社オトナル(本社:東京都中央区)は、全米各地の放送局との広範なネットワークを持つKatz Digital Inc.と提携し、海外向け音声広告メニュー「Global Audio AD Network」の広告枠を大幅に拡充しました。この新たな取り組みは、米国のデジタル音声広告市場の急成長を背景に、ポッドキャストや音楽ストリーミングサービスへの広告出稿の選択肢を拡げるものです。
ポッドキャスト広告市場の現状
ポッドキャストは2023年において、前年に比べて5%増の19.25億ドル(約2,906億円)を記録すると予想され、2026年には25.62億ドル(約3,867億円)に達するとされています。このことからも、ポッドキャストがデジタルマーケティングの新たなメディアとして注目されていることがわかります。
オトナルは2024年7月に、「Global Audio AD Network」のサービスを開始し、ポッドキャストが普及している海外市場への広告展開を進めてきました。今回の提携により、広告主は人気のポッドキャストやインターネットラジオ、音楽ストリーミングサービスに広告を出稿できるようになります。
音声メディアの利用状況
米国では、月間のポッドキャスト聴取率が47%に達し、多くのリスナーがデジタル音声広告を受け入れています。オトナルの拡張した広告配信枠は、効果的な海外マーケティング施策として、日本からのアプローチに新たな道を開くものです。
「Global Audio AD Network」の主な特徴
「Global Audio AD Network」は、月間4億3,000万人以上のリスナーを持つ大規模なネットワークです。その特徴を以下のようにまとめました:
- - 聴取率:コンテンツの完全聴取率は90%と非常に高い。
- - リスニング時間:ユーザーは平均して週に7時間音声コンテンツを楽しんでいる。
- - ビジネス層:リスナーの49%がビジネス上の意思決定者。
- - アーリーアダプター:利用者の50%が新たな技術を積極的に取り入れる層。
- - カバレッジ:米国のストリーミング音声枠の90%をカバー。
配信形態
- - 海外向け広告配信:リスナーには、アジアや欧米を含む30万以上の番組へ広告を配信。
- - 日本国内向け広告配信:英語学習や海外の番組を聴いている日本人リスナーに訴求。
出稿可能なコンテンツとパブリッシャー
「Global Audio AD Network」では、下記のような人気コンテンツやパブリッシャーへの出稿が可能です:
- - 配信可能なコンテンツ:All Ears English、TED Talks Daily、The Intelligence from The Economist、Today in Focus、FT News Briefing。
- - 出稿可能なパブリッシャー:The Guardian、TED、Financial Times、The Telegraph、Warner Bros。
まとめ
デジタル音声広告の制作と配信に特化したオトナルは、テレビやラジオに留まらない新たなマーケティング手法として音声広告市場のリーダーシップを発揮しています。今後も「グローバルオーディオアドネットワーク」を利用し、国内外の広告主に向けて強力なメディア戦略を提供していく予定です。より詳しい情報は、
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