新ウイスキー登場
2025-10-02 13:30:36

日本初の自社熟成ウイスキー、T&T TOYAMAが新商品を発表

日本初の自社熟成ウイスキー、T&T TOYAMAが新商品を発表



富山県砺波市に位置するT&T TOYAMA株式会社が、2021年の設立以来、初の自社熟成ウイスキーを市場に投入しました。この新商品は、様々なクラフト蒸留所から仕入れた原酒を自社で3年間熟成し、厳選された2種類のウイスキーから成ります。これらの商品は『EPISODE 0』という名前がつけられ、本格的なジャパニーズウイスキーの誕生を象徴しています。

新商品の詳細



商品1: EPISODE 0(江井ヶ嶋蒸留所)


  • - ファーストフィルバーボンバレル3年熟成
  • - 蒸留年:2021年
  • - ボトリング年:2025年
  • - アルコール度数:59.1%
  • - 発売本数:247本
  • - 発売日:2025年10月17日
  • - 販売先:国内・海外

テイスティングノート

香りは、ホワイトチョコレートや蜂蜜、古いオーク樽のバニラやリンゴの香りが一体になり、微かな干し椎茸やメンソールの印象も感じられます。口にすると、柔らかい口当たりの中にビターで力強いウッディさが広がり、穏やかな蜂蜜や昆布の風味も楽しめます。後口はスパイシーでウッディな余韻が残ります。

このウイスキーは、江井ヶ嶋蒸留所らしいバランス感が特長で、ウッディな個性がしっかりと表れています。

商品2: EPISODE 0(御岳蒸留所)


  • - ファーストフィルバーボンバレル3年熟成
  • - 蒸留年:2021年
  • - ボトリング年:2025年
  • - アルコール度数:59.3%
  • - 発売本数:217本
  • - 発売日:2025年10月17日
  • - 販売先:国内・海外

テイスティングノート

香りは、リッチな蜂蜜とバニラに加え、高級な水飴の香りが広がります。蒸したサツマイモや微かに茹でトウモロコシの芯、そして梅肉が香ります。味わいは滑らかで軽快で、蜂蜜、リンゴ、バニラに心地よいカンロ飴のニュアンスが感じられます。雑味が少なく穏やかなスパイシーさが広がり、後口にはクリーンでバニラの伴ったウッディさが続きます。

この商品は、御岳蒸留所の特徴が素直に表現されたクリーンでスムースな仕上がりです。

T&T TOYAMAの使命



T&T TOYAMAは、「富山県からウイスキーの魅力を世界へ」との理念を掲げ、スコットランドの伝統的ボトラーズに倣い、2021年に設立されました。会社は、富山県南砺市に新たに熟成庫を設置し、国内の中小規模蒸留所と協力しながら、多様性と魅力を持つウイスキー文化を発信しています。特に、新興蒸留所の資金回収を助けるだけでなく、オフィシャル商品とは異なる環境で熟成した商品の発売によって、ウイスキーの新たな魅力を伝えることを目指しています。

経営陣のプロフィール



稲垣 貴彦: T&T TOYAMAの代表取締役CEOであり、若鶴酒造の代表でもある。1987年生まれで、実家のウイスキー造りを再興し、富山の特色を活かしたウイスキー製造に注力。

下野 孔明: T&T TOYAMAの代表取締役社長であり、シングルモルト通販『モルトヤマ』を運営。1983年生まれで、ウイスキー文化の研究と普及に貢献している。

このように、T&T TOYAMAは日本のウイスキー文化の発展に寄与し続け、新しい時代のウイスキーブランドを世界に向けて発信していくことでしょう。今後の展開にも期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
若鶴酒造株式会社
住所
富山県砺波市三郎丸208
電話番号
0763-32-3032

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