ダウン症の子どもたちを支援する「ホノルルツアー」参加者を募集

ダウン症の子どもたちの夢を叶えるホノルルツアー

ダウン症のタレント、あべけん太が主催する「走って学ぼうホノルルツアー」が2025年に開催されることが発表されました。このツアーは、ダウン症のある子どもたちとその保護者を対象にしており、ハワイでの特別な体験を提供する機会です。

プロジェクトの概要

プロジェクトの目的は、ホノルルマラソン（10kmランや1マイルコース）への出場、地元学校の見学、及び地元住民との交流を通じて、子どもたちの意欲や自信を高めることです。この取り組みは、ただの旅行ではなく、子どもたちの未来を切り拓くための重要な一歩となります。昨年のフルマラソン挑戦では、あべけん太は9時間47分で完走し、見事に目標を達成しました。

応援アンバサダーの参加

ツアーには、あべけん太のほか、応援アンバサダーとして俳優の吉田葵さんと、元プロ野球選手アレックス・ラミレス氏の息子・剣侍さんも参加します。彼らは、ホノルルマラソンでの伴走や学校見学に同行し、子どもたちをサポートします。このような機会は、子どもたちが自分自身を表現するための大きなきっかけとなります。

教育に向けた重要な一歩

ツアーの参加者たちは、帰国後に「世界ダウン症の日」に向けた教育提言書を文部科学省に提出する計画があり、今後の日本のインクルーシブ教育の改善に向けた重要な役割を果たすことが期待されています。具体的には、法制度の整備や特別支援教育コーディネーターの常設、そしてインクルーシブ教育の必修化などを提言する予定です。ハワイのインクルーシブ教育を体験し、子どもたちが共に学ぶ環境を整えることが目指されています。

ツアー詳細

このツアーの参加者はダウン症のある子ども2人（6～18歳）とその保護者（子ども1人につき2人まで）となります。ツアーは2025年12月11日から12月18日までの8日間で行われ、参加者の費用は全て無料です（航空券や宿泊費は協賛企業が負担）。詳細な情報はあべけん太の公式Instagram（@abe.kentagram515）で更新されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。