GOOD NATURE HOTEL KYOTOが特別賞を受賞
京都市下京区に位置するGOOD NATURE HOTEL KYOTOは、株式会社ビオスタイルが運営し、最近「LA LISTE」の2026年特別賞『環境・循環型社会賞』を受賞しました。この賞は、世界のトップ1000のレストランとホテルが評価される中、日本ではたった10の特別賞が与えられる貴重なものです。
「LA LISTE」は、元駐日フランス大使フィリップ・フォール氏によって創設され、2015年以来、世界中の飲食店や宿泊施設のランキングを発表しています。GOOD NATURE HOTEL KYOTOは、これまでにも唯一のホテルとしてWELL認証とLEED認証を獲得した実績と共に、環境問題に対する取り組みが評価され、この栄誉を手にしたのです。
環境・循環型社会への取り組み
GOOD NATURE HOTEL KYOTOは、さまざまな分野において環境への配慮を進めています。同ホテルのテーマは「人にも、自然にも、いいものを。」であり、宿泊客にもその理念か伝わるよう様々な施策を展開しています。
例えば、次のような取り組みがあります:
- - WELL認証とLEED認証の同時取得:世界的に注目されるこれらの認証を同時に取得したのは、ホテル業界で初めて。
- - 再生可能エネルギー100%使用:持続可能なエネルギーを利用し、環境影響を最小限に抑えています。
- - 緑化活動:中庭の壁面を緑化し、生物多様性の保全に努めています。
- - コンポストの利用:朝食には、館内で作られた堆肥を使用したお米を提供。
- - フェアトレードの推進:自社ブランド“RAU”の焼き菓子を、客室に提供しています。
- - オーガニックコットンタオルの使用:全客室でこの環境に優しい素材を活用。
- - 金継ぎの茶器:ホテルスタッフが整えた茶器を使用し、美しさと環境配慮を両立させています。
- - 環境に配慮したアメニティ:自社コスメブランド“NEMOHAMO”を通じて、アメニティの質を向上させています。
- - プラスチック製アメニティの廃止:持続可能な選択肢を積極的に導入。
- - 脱ペットボトルの取り組み:タンブラーと給水機の設置により、使い捨て文化の打破を目指しています。
「LA LISTE」における評価
「LA LISTE」は、200カ国におよぶ4万以上のレストランやホテルを評価するモバイルアプリです。このアプリのおかげで、ユーザーは世界中のトップレスランや宿泊施設を簡単に見つけることができます。また、毎年特別賞が用意されており、その中で多様な飲食施設の魅力が際立ちます。
GOOD NATURE HOTEL KYOTOは、館内にある2階の中華料理店「VELROSIER」がTOP1000に選ばれるという快挙も達成しました。さらに、3階パティスリー「RAU Patisserie &Chocolate」は「Pastry Discovery GEM Award」を受賞し、注目を集めています。
BIOSTYLE PROJECTについて
GOOD NATURE HOTELは、京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」の一環として、サステナブルな生き方を提案しています。このプロジェクトは、SDGs達成に貢献する活動を推進し、「人にも地球にもいいもの」をテーマに市民生活に根付いたライフスタイルを実現しようとしています。
核となる理念は、制約ではなく楽しく、無理なく、持続可能なライフスタイルを日常に取り入れること。これにより、持続可能な社会の実現に向けた明るい変化をもたらしています。
GOOD NATURE HOTEL KYOTOは、今後もサステナブルな観光を推進し、環境問題に取り組む姿勢を貫いていくでしょう。その取り組みは今後も注目され、他者への良い影響を与えることが期待されます。