ジャパニーズウイスキー法制化、品質と伝統を守るクラウドファンディング開始

ジャパニーズウイスキー法制化プロジェクト、遂に始動

一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会（JWPC）が、"ジャパニーズウイスキー"の定義を法制化するためのクラウドファンディングを「MAKUKAE」にて始めました。目標金額は1,000万円で、10月29日から1月13日までの間、支援を募ることになっています。

背景 - 日本のウイスキーの現状

近年、日本のウイスキーは国際的にその名を馳せ、多くの愛好者を惹きつけています。しかし、ウイスキーの製造と名称に関する法的基準は不透明です。このため、他国で生産されたウイスキーが"ジャパニーズウイスキー"として流通することが増え、本来の品質と伝統が損なわれる危険性があります。正確な定義がなければ、本当に日本のウイスキーを楽しむ人々にも失望が生まれてしまうのです。

プロジェクトの目的

JWPCは、この問題を解決し、ジャパニーズウイスキーの名を保つために、確固たる法的基準の策定を目指しています。法制化を進めることで、品質と伝統を未来の世代につなげ、誇れるウイスキー産業を築くための第一歩となるでしょう。このプロジェクトは、ウイスキーに関する調査や活動資金をクラウドファンディングを通じて集め、活動を広め、消費者への啓発も行います。

資金の使途

集められた資金は、法制化に向けて専門家の調査や提言活動、関係機関との連携、広報活動、そして消費者向けのキャンペーンに使われます。これらの活動を通じて、おいしい日本のウイスキーとその文化を守るための基盤を築いていくのです。

リターンには、JWPC発足記念オリジナルピンバッジや、限定トートバッグ、オリジナルウイスキー購入権、さらには土屋守と行くプライベート蒸留所ツアーなど魅力的な特典が用意されています。

代表理事の言葉

土屋守氏は、「ウイスキーの製造上の基準は2021年から策定されていますが、実際には未加入の事業者には効果がありません。」と述べ、法制化の必要性を力説しています。「日本独自の文化であるジャパニーズウイスキーの基準を定めることが、国内外でこの文化を守るための急務」との考えを示しました。

未来に向けた挑戦

ジャパニーズウイスキーの未来を守るために、皆さまの応援が必要です。このプロジェクトに賛同いただくことで、日本の素晴らしいウイスキー文化を次の世代へと受け継ぐことができます。今、私たちの挑戦に共感し、支援していただける方々を募集しています。

ぜひ、JWPCの公式サイトを訪れて、プロジェクトに参加してみてください。

詳細・支援はこちらから