横須賀市の新しいメタバース教育プログラム
横須賀市は、デジタル技術を活用した教育プログラム「メタバースヨコスカEDUCATION」を開始することを発表しました。このプログラムは、特に大学生や専門学生、そして社会人を対象にし、デジタルコンテンツの制作技術を学ぶことを目的としています。メタバースを活用した観光PR活動の一環として、地域の魅力を発信するためのクリエイターを育成することに焦点を当てています。
開催の背景と目的
令和5年10月から始まった「メタバースヨコスカ」プロジェクトは、横須賀市の魅力を見せるためにメタバース技術を利用する取り組みの一環です。この取り組みには、市民がデジタルコンテンツを作成し、発信できる力を持つクリエイターになることをサポートする教育プログラム「メタバースヨコスカEDUCATION」が含まれています。
講師とカリキュラム
このプログラムでは、VR界で活動しているモデラーのakimin(アキミン)さんが講師として指導を行います。受講者は、著名な3DCG制作ソフト「Blender」を用いた実践的な学習を通じて、スキルを習得します。具体的な講習内容は以下の通りです:
1. VR体験・Blenderの基本操作
2. 3Dモデリング基礎講座
3. 3Dモデリング実践講座(前半・後半)
4. UV展開・テクスチャの紹介
5. データ移行とギミックの解説
6. ワールドの基本説明と成果発表・特別講習セミナー
これらの講座は、各回13時から17時まで、横須賀市の産業交流プラザで行われます。なお、12月15日(日曜日)のみ特別な時間設定がされています。
参加資格と申し込み方法
参加資格は、横須賀市在住の大学生、専門学生、または社会人に限定されます。また、事前申込制で参加費は無料です。参加希望者は、締切の10月18日までに申し込む必要があります。申込みは指定のURLより行います。
素晴らしい学習環境
今回の講座では、参加者が直接VRヘッドセットを使用できる環境が整えられています。この体験を通じて、メタバースやVR技術の身近さを感じてもらうことが期待されています。昨年の夏季集中講座では、中高生が自由制作として魔法の杖を作り上げた実績もあり、クリエイティブな学びの場が提供されています。
メタバースヨコスカの未来
「メタバースヨコスカ」プロジェクトは、今後も地域の魅力を発信し続け、新たなクリエイターを育成するための取り組みとして進化していくでしょう。横須賀市は、革新的なデジタル社会に向けて、多くの可能性を秘めています。参加希望者は、ぜひこの機会を利用して、新たなスキルを身につけてください。