ベルエナジー、ブルガリアのAmperneXt社と提携
ベルエナジー株式会社(茨城県つくば市)は、この度、ブルガリアの企業AmperneXt LTD.と重要なパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この契約により、ベルエナジーはAmperneXt製品の日本国内独占販売権を取得し、2025年2月からその販売を開始します。
AmperneXtとは
AmperneXtは2021年に設立されたブルガリアの企業で、主に直流入力(DC)急速充電器の開発に取り組んでいるイノベーターです。この充電器は、太陽光発電や蓄電池から直接EVに充電できるため、変換効率が高く、従来の交流(AC)入力充電器よりもエネルギーロスを抑えることができます。これにより、オフグリッドでの使用にも適した環境にやさしい充電ソリューションを提供しています。
覚書の内容
ベルエナジーは、すでにAmperneXt製直流入力急速充電器を自社の移動式EV急速充電器「MESTA Pro」に採用しており、EV間の直接充電を実現する独自システムを構築しています。この覚書により、MESTA Pro向けの充電器の安定供給が可能になり、今後のニーズに対応した新たなEV充電ソリューションを日本国内で提案できる体制が整いました。さらに、技術提携を通じて、両社の関係の強化が期待されています。
AmperneXtの企業情報
- - 商号: AmperneXt LTD.
- - 設立日: 2021年
- - 代表: Vasil Merdzhanov
- - 所在地: 18 Samokov str office parter, g.k. Iztok, bul. “Samokov” 18, 1113 Sofia, Bulgaria
- - 事業内容: EV充電器の開発・製造および販売
- - ウェブサイト: AmperneXt公式サイト
これからのEV充電の未来
この提携により、ベルエナジーは日本市場においてEV充電インフラの発展に寄与することを目指しています。AmperneXtの専門技術とベルエナジーの販売ネットワークを融合させることで、高効率な充電ソリューションの提供が可能となり、持続可能なエネルギーへの移行を加速することが期待されています。この触媒となる充電器が、日本国内のEV普及に貢献し、新しいエコシステムの構築を促進することでしょう。さらに、これらの充電技術の進化に伴い、充電の利便性や効率性の向上が実現し、より多くの消費者がEVを選択する動機づけにもなるはずです。
ベルエナジーとAmperneXtの協力により、今後日本におけるEV充電の常識が変わることを期待しましょう。新時代のEV充電器が、私たちの日常生活にどのような影響を与えるのか、楽しみでなりません。