文学を香りで楽しむ新しいお香『NOVEL』の誕生
日本出版販売株式会社が初のインセンスライン「NOVEL」をプロデュースします。このブランドは、文学作品やその美学を身に纏う形で表現し、読者に新しい読書体験を提案することを目指しています。
発売情報と特長
「NOVEL」は、2026年7月9日より、「文学を纏う」オンラインストアや「Melt」オンラインストア、さらには文喫の各店舗で販売されます。今回のインセンスは、人気作『蜜蜂と遠雷』や『舟を編む』、さらには20周年を迎える『夜は短し歩けよ乙女』をモチーフに、香りによってそれぞれの文学世界を再現しています。
各香りは、著者の監修も受けながら調合され、独自のストーリーが感じられる仕様となっています。また、商品のパッケージデザインも作品の装丁を再現し、裏面には各作品の象徴的な一文が印刷されています。
さらに、3種セットの購入者には限定のアクリルキーホルダーやステッカーといった特典も用意されているため、文学ファンにはたまらないアイテムとなるでしょう。
香りの詳細と作家のコメント
『蜜蜂と遠雷』
音楽と向き合う葛藤を香りで表現した本作は、青々しいジンジャーやミモザを使い、スパイシーでフローラルな香りが特徴です。全体を包むオレンジとエルダーフラワーの甘味は、音楽への希望を彷彿とさせます。
著者の恩田陸氏は「この世界に満ちている『音楽』を感じてください」とコメントしています。
『舟を編む』
過去から未来へ続く煙の香りをテーマにした『舟を編む』は、スモーキーなフランキンセンスとホワイトムスクを基に、力強い没入感を提供します。作品の深いテーマにマッチする濃厚な香りです。著者の三浦しをん氏は「深い海の色と波のきらめきを感じさせる、素敵な香りが生まれました」との感想を寄せています。
『夜は短し歩けよ乙女』
人生の妙味を香りで表現したこの作品では、カシスやオレンジの軽やかな香りが特徴です。アーモンドや砂糖の甘さが加わることで、浮遊感を感じさせる仕上がりとなっています。著者の森見登美彦氏も「物語に『香り』があったら」とその素晴らしさを語っています。
発売記念イベント
これらの新商品発売を祝し、2026年7月18日には著者の三浦しをんさんと「Melt」代表の日高弘喜さんによるトークイベントがBUNKITSU TOKYOで開催されます。
おわりに
「文学を纏う」はただのプロダクトブランドではなく、文学と香りを通じて新たな体験を提供しようとしています。文学を愛する皆様にとって、今回のインセンスは心に響く素晴らしいアイテムとなるでしょう。次回の読書が、香りに包まれることでさらに豊かな時間になることを期待しています。