大阪義烏マーケットの開設がもたらす新たなビジネスチャンスについて

大阪義烏マーケット開設記念式典の開催

2025年6月26日、大阪市中央区の船場センタービルで「大阪義烏マーケット開設記念式典」が行われました。本式典は、中国の大規模な卸売市場「義烏マーケット」の日本向け常設展示場が誕生したことを祝うもので、各界からの著名なゲストが登壇し、今後の展望について語りました。

開催概要

式典は、株式会社オークファンと浙江省中国小商品城グループの共催で、午前9時から始まりました。参加者には、政府関係者やビジネスリーダーなどが含まれ、義烏と日本のビジネス交流の新たなスタートを印象づける場となりました。

代表者の挨拶

株式会社オークファンの代表取締役、武永修一氏は、「この新しい拠点は義烏と日本をつなぐ商業の架け橋となる」と強調し、日本の市場における持続可能な成長について語りました。また、浙江中国小商品城グループの総経理である包華氏は、義烏と日本の協力関係が新たな段階へ進むことを示唆しました。

義烏市の常務副市長の龔淑娟氏は、「新たなマーケットの開業は、義烏市場の海外展開の新たな一歩であり、より多くの優良商品を日本に届ける」と自信を見せました。主催者を代表して、株式会社大阪市開発公社の蕨野利明氏は、双方の関係者が新たな発展の機会を得ることを期待しました。

一般社団法人日中経済貿易センターの理事、池田稔氏は、義烏を訪れた経験から、日本のバイヤーに小商品を身近に感じてもらうことを願っていると述べました。

テープカットの儀

式典のハイライトとして、テープカットが行われました。参加したゲストは、義烏マーケットの開業を祝うとともに、今後のビジネスマッチングに期待を寄せました。

式典後には、報道関係者による取材が行われ、義烏マーケットから取り寄せた商品の展示が行われました。訪れたバイヤーからは、「実物が見られる安心感がある」との声が上がり、ビジネスの可能性を実感させるものでした。

今後の展望

今後、展示ブースの拡張や商品ジャンル、SKU数の増加が計画されており、さらなる利便性向上が目指されています。オークファンは、中国輸入の拠点としての役割を果たし続け、国内バイヤーへ貢献していく方針です。

オークファングループについて

オークファングループは、独自の流通インフラを構築し、国内外のBtoB取引市場において新たな仕組みとサービスの創出に取り組んでいます。2024年の時点で、資本金は約9億7368万円に達し、186名の従業員を抱えています。

世界市場における展開を加速し、特に中国からの商品供給力を活かして、ライブコマース事業にも積極的に取り組んでいます。オークファングループは、BtoB取引市場のリーディングカンパニーを目指して邁進しています。

詳細については、オークファンの公式サイトを訪れてください。