第11回チーズコンテスト
2017-11-08 16:00:10
国内のプレミアムチーズが集結!第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト
国内のプレミアムチーズが集結!第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト
今年、国内のナチュラルチーズ生産者たちが自信をもって挑む「第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」が開催されました。
コンテストの概要
本コンテストは、国産ナチュラルチーズの素晴らしさを広く知ってもらうことを目的に、毎年開催されています。今年は8月からエントリー受付が始まり、最終審査には161品目、73の製造者が集結しました。エントリーアイテム数の多さが、その人気と関心の高さを物語っています。
パネルディスカッション
最終審査の前には、「工房経営を成功に導くためには何が必要か?」をテーマにしたパネルディスカッションも行われました。ここではチーズ生産者同士が交流を深める場となり、業界の未来や技術向上についての貴重な意見交換がなされました。参加者は農林水産省の職員とも議論し、今後のチーズ業界に対する期待感を高めていました。
受賞作品の紹介
コンテストでは、最優秀賞を含む各種賞が発表されました。最優秀賞にあたる農林水産大臣賞には、ソフト部門からエントリーした「竹炭濃厚熟成」が選ばれ、受賞したチーズ工房【千】senの柴田千代さんは壇上で感極まる思いを語りました。
「この舞台に立つことが私の目標だった。それが実現できたことがとても嬉しい」と柴田さん。彼女の言葉からは、長年の努力が実った瞬間の喜びが伝わってきました。
審査委員長の講評
審査を担当したチーズ オフィス ムーの村山重信氏は、熱い心で挑む生産者たちの姿勢が印象的だったと語り、チーズがその品質を表現していることを強調しました。
「ここに出品された作品が、サイズや量に関係なく、それぞれの美しさを持っていることが感じられた」と述べ、出品者の努力を称賛しました。
イベントの楽しみ
表彰式の場では、受賞者に対する表彰状とトロフィーの贈呈が行われ、コンテスト受賞マークの使用権が付与されました。また、隣接した会場では一般来場者向けの試食展示会が行われ、自慢のチーズが数多く出展されていました。多くの訪問者が日本のナチュラルチーズを楽しみ、チーズに対する理解が深まる機会となりました。
まとめ
第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテストは、ただの競技会ではなく、チーズ業界全体が一体となって技術を向上させ、日本の食文化を豊かにするためのコミュニティの場でもあります。各生産者の情熱と創意工夫が込められたチーズは、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人中央酪農会議
- 住所
- 東京都千代田区鍛冶町2-6-1堀内ビルディング4F
- 電話番号
-
03-6688-9841