災害時の位置特定サービス「DRS」の寄贈式が行われます
石川県の穴水町で、災害時に持ち主の位置を特定するためのIoT機器「ダイレクト・レスキュー・システム(DRS)」の寄贈が決まり、注目を集めています。寄贈を行うのは、山や海での行方不明者捜索サービスを提供するAUTHENTIC JAPAN株式会社で、同社は「ココヘリ」を運営している企業です。寄贈式は2月21日(金)の16時から、穴水町役場にて行われます。式には、穴水町の町長や教育長などが登壇予定です。
当該DRSは、約17万人が利用する山岳救助サービス「ココヘリ」の技術とノウハウを活用して開発されました。その主な機能は、専用の小型端末から、専用電波、GPS、Bluetooth通信の3種類の電波を発信し、ほどに徹底的に現在位置を特定できる点です。これにより、捜索活動を行う際に、迅速かつ正確な位置情報を提供することが可能となります。
寄贈されるDRSは合計8台で、公立小学校に通う児童に配布される予定です。これにより、児童の登下校時の安全確保が図られることとなります。日本全国で自然災害が多発する昨今、子どもたちの安全を守るための取り組みが進められることは非常に重要です。高まる災害への危機意識の中で、こうしたサービスの提供が期待されています。
AUTHENTIC JAPANの代表取締役社長、久我一総氏は、今回の寄贈について「お子さんたちの笑顔を守るため、今後も支援を続けていきたい」とコメントしています。地域の安全を守るために、企業の取り組みがどのように貢献していくのか、ますます目が離せません。
寄贈式に関しては取材申込が必要で、2月20日(木)の17時までにEメールでの申し込みが求められています。興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく。
会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社は、福岡市に本社を置く企業です。代表取締役社長は久我一総氏。山岳捜索サービス「ココヘリ」をはじめとするサービスの展開に力を入れており、地域の安全を支えるための技術革新を続けています。技術や安心を提供することで、人々の生活に寄り添う存在であり続けることを目指しています。