アイピーオンウェブジャパン、新たな共通IDソリューションを導入
アイピーオンウェブジャパン(IPJ)は、インティメート・マージャー(IM)が開発した新しい共通IDソリューション「IM Universal Identifier」(IM-UID)のサポートを始めました。この取り組みは、広告業界の新たな需要に応えるものであり、特に最近の3rd Party Cookieの規制強化に伴うものです。これにより、IPJの提供するリアルタイム入札システム「BidSwitch」にて、DSPとSSPは、プライバシーを守りながらも、より精度の高い広告ターゲティングを行うことが可能になります。
背景
デジタル広告業界では、最近の3rd Party Cookieへの規制が強まっていることから、広告関連企業は新たなソリューションを模索しています。これにより、プライバシー保護を重視しつつも、高いアドレサビリティを確保できる共通IDのニーズが高まっています。広告主、媒体社、アドテクベンダーなど多くの関係者が新しいマーケティング手法を採用する中、IPJは次世代の市場ニーズに応えるため、「BidSwitch」で「IM-UID」をサポートする決断を下しました。
IM-UIDの特長
インティメート・マージャーは創業以来、3rd Party Cookieを用いたデータ流通やデータ活用の仕組みを提供してきましたが、今後の規制の影響で従来の方法が使用できなくなることを懸念する企業も増えています。そこで、彼らが提供する「IM-UID」は、これまでCookieを利用していた企業向けに、新たな広告トラッキング手法として位置づけられています。これにより、Cookieに依存せずとも正確な広告ターゲティングを行う道が開かれるのです。
BidSwitchによる利便性向上
「BidSwitch」が「IM-UID」をサポートすることで、SSPは「IM-UID」から生成されたIDを、RTB(リアルタイム入札)のリクエストに連携することができるようになります。また、DSPもCookieを必要とせずに的確なターゲティングが実現できるため、広告主にとってのメリットが明らかです。
IPJは、今後もDSPやSSPと連携し、多様なニーズに迅速かつ的確に応えるため、先端テクノロジーの提供を続けていく考えです。それにより、デジタル広告業界全体の成長を支援し、ユーザーのプライバシーを守りつつ、広告の効果を最大限に引き出す取り組みを推進していく予定です。
会社概要
- 代表者:代表取締役社長 手塚 圭一
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目 20 番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー33F
- 設立:2011年3月
- 事業内容:インターネットテクノロジー関連サービスの提供
本件に関するお問合わせは、アイピーオンウェブジャパンまで。電話:03-5421-7130、メール:
[email protected]。