沖縄生まれの紅芋スイーツ「紅いヤツ」が全国へ！

沖縄発！新たな紅芋スイーツの魅力

沖縄県久米島で生まれた新しい紅芋スイーツ、その名も「OKINAWA紅いヤツ紅芋ホイル焼き」。2025年2月から沖縄県内の道の駅や観光土産店、さらには国際通りや那覇空港内でも販売が開始されるこの商品は、紅芋をふんだんに使用したホイル包み焼きのケーキです。

美しい見た目とこだわりの製法

この紅いヤツは、久米島産の紅芋を生地と餡の両方に使い、鮮やかなピンクの外観を実現。ホイルで包んで焼くことで、しっとりとした口触りが特徴です。さらに、アクセントとして加えられた柚子皮が、紅芋の甘さを引き立てつつ、爽やかな香りを与えています。口に入れた瞬間、懐かしさと新しさを感じることができる、沖縄のお土産としてもぴったりな逸品となっています。

久米島の紅芋の生産背景

久米島は沖縄本島から約100キロ離れたところに位置し、紅芋の生産が盛んな地域です。2012年には、世界で初めてアリモドキゾウムシの根絶が確認され、これを機に紅芋の生産が活発になりました。2015年には特定産地にも認定され、現在では沖縄県内で最大の紅芋生産地として知られています。

紅芋はただの甘味食材なのではなく、その栄養価も注目されています。アントシアニンを豊富に含んでおり、抗酸化作用やビタミン、ミネラル、そして食物繊維が豊富で、健康志向の方にもおすすめです。沖縄では、紅芋を生のまま持ち出すことが法律で禁止されているため、加工品としてさまざまな形で親しまれています。

クラウドファンディングの成功と願い

南西食品株式会社は、昨年2024年にクラウドファンディングを通じて焼き芋ブランド「Omoimo」を立ち上げ、多くの支援を受けて成功を収めました。このプロジェクトは、「美味しい紅芋を届けたい」という思いを元に、地元の農家と連携し、久米島の紅芋文化を今後も盛り上げていこうとするものです。この成功を受けて、新たにリリースされる「OKINAWA紅いヤツ紅芋ホイル焼き」には、多くの人にこの美味しい紅芋を楽しんでもらいたいという願いが込められています。