オープングループ、AIリーガルテック協会に加盟し法務業務のデジタル化を推進

オープングループ、法務DX推進のためAIリーガルテック協会に加盟

オープングループ株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：高橋知道）は、子会社であるオープン株式会社（代表取締役執行役員社長：石井岳之）が一般社団法人AIリーガルテック協会（AILTA）に加盟したことを発表しました。この加盟により、オープンは法務業務の効率化をさらに加速させることを目指します。

AILTA加盟の意義

AILTAは、AIとテクノロジーを活用したリーガルテックの普及と発展を目指す団体です。オープンが提供する「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、多様な情報源から反社会的勢力や制裁対象者を自動で検索・判定するツールです。このツールが特に優れている点は、生成AIを駆使して法務部門の業務負担を軽減し、属人化を防ぐ機能を備えていることです。企業の法務業務において、その重要性はますます高まっています。

オープンはこれまで多くの企業にサービスを提供してきましたが、今後は顧客満足度の向上をさらに追求し、法務実務の実情をより深く理解します。これにより、リーガルテック開発企業との連携を強化し、反社会的勢力チェックのみにとどまらず、リーガル業界全体のデジタル変革（DX）を推進していく考えです。

具体的な活動計画

AILTA加盟を通じて、契約管理や登記取得、稟議起案など、法務業務の周辺サービスとの連携を進め、オープンが持つテクノロジーを駆使して包括的な法務DX支援を行う計画です。また、RoboRoboコンプライアンスチェックは9,000社以上に利用されており、法務・コンプライアンス業務を効率化するための重要なツールとして支持されています。

RoboRoboコンプライアンスチェックの特徴

1. 豊富なデータベース: 新聞、ネット、SNSなどあらゆる情報源を1つのツールで検索でき、迅速な情報収集が可能です。
2. コストパフォーマンス: チェック1件あたり300円からの低コストで利用でき、業務の負担を軽減します。
3. 自動連携の実現: APIやRPAを活用し、異なる業務フローに柔軟に対応可能な自動連携を提供します。
4. 生成AI活用機能: AI技術を駆使した注目度判定や記事要約機能により、迅速な意思決定をサポートします。
5. 契約管理の統合化: 契約の有効性や失効状況を一元管理し、継続的なリスク管理を実施します。

結論と今後の展望

オープン株式会社は、AILTA加盟を通じてリーガルテック分野でのさらなる進展を目指し、法務業務のデジタル化を加速させ、業界全体の利益向上に寄与する考えです。法務部門が抱える負担やリスクを軽減することで、より高い生産性を目指していくでしょう。これからの法務業務におけるデジタル時代の到来を迎える中、オープンの取り組みに注目が集まります。