育英高等学校の生徒が作ったメタバースがFortniteに登場
育英高等学校(兵庫県神戸市)の生徒たちが、1年間のXR制作授業を経て、注目のメタバース空間を創り出しました。文部科学省による「DXハイスクール」の一環としてのこのプロジェクトは、monoAI technologyが支援を行い、2025年度の最終成果として世界的なゲーム「Fortnite」にて公開されました。
プロジェクトの背景
育英高等学校では、未来の社会に必要なICTスキルを磨くため、最先端の教育に取り組んでいます。DXハイスクールの補助金を活用し、ゲーミングPCの導入から、3DCG制作ソフト「Maya」を用いた授業を行い、専門の講師が指導を担当しました。
この取り組みは、技術の習得にとどまらず、学生たち自身が自校の建物をデジタルで再現し、それを全国に発信するという意義深いプロセスを伴っています。つまり、学んだスキルを実際の作品へと昇華させ、自らのアイデンティティをメタバース空間に投入することを目指しています。
メタバース校舎の誕生
2025年3月、育英高等学校の生徒たちは、1年間の授業を通じて生成した校舎の3DモデルをFortnite内に実装しました。この空間は、monoAIの「monoNITE」という技術を活用し、実物の校舎に極めて近似した高精細のメタバースを実現しています。生徒たちが手がけたこのクリエイティブな作品は、まさに技術と芸術が融合したものです。
例えば、階段や体育館周辺の植栽まで忠実に再現されています。実際の校舎の写真と比べても、クオリティの高さが際立っています。
アクセス方法
誰でもこのメタバースにアクセスできるように、Fortniteをインストールし、島コード【0810-5823-8670】を使って入ることができます。遠方の受験生や保護者が校舎の雰囲気を体験できる「バーチャルオープンキャンパス」としての機能も兼ね備えています。
高校生が母校の魅力をメタバースで発信することは、新時代の学校広報と言えるでしょう。単なる情報提供を超え、立体的でインタラクティブな体験を通じて、保護者や受験生に深い印象を与えることが期待されています。
教育支援の強み
monoAI technologyは、独自のメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を展開し、教育機関のDX化を徹底サポートしています。専門のクリエイターが教壇に立つことで、業界標準のツールを駆使した質の高いクリエイティブ教育を実現。DXハイスクールの取り組みを通じて、未来のデジタル人材の育成に貢献しています。
このプロジェクトは、単なる教育の枠を超え、技術と創造力を融合させた新しい型の教育がどのように実現されるのか、興味深い事例です。育英高等学校の取り組みは、他校にも良い刺激を与え、未来の教育の形を切り開く里程標となるでしょう。