アレックス・ストリック氏が語るインクルーシブな未来
2026年2月12日(木)に東京都品川区で行われる特別イベント「ともに生きる世界を描く~児童書がひらくインクルーシブな未来」では、イギリスの著名な児童書作家であるアレックス・ストリック氏をお招きし、彼の卓越した見解と経験に基づいた講演を行います。このイベントは、NPOブックスタートが主催し、未来の社会における多様性とインクルージョンの重要性に光を当てるものです。
イベントのプログラムは三部構成からなります。最初はアレックス・ストリック氏による講演があり、「ここに自分がいる」と感じることができる物語の重要性を語ります。障害や異なる文化的背景を持つ子どもたちが、本の中で自己を見出すことができるように、どのようなアプローチが必要なのかを深掘りします。ストリック氏は、子どもたちの経験を尊重することで、実現可能な「まるごと受けとめ合う社会」のビジョンについても触れる予定です。
次のセッションでは、攪上久子さんとの対談が行われます。彼女は多様な背景を持つ子どもたちのニーズに応える本づくりの意義を探ることを目的とし、具体的な事例を交えた議論を展開します。彼女の視点から、どのように児童書が子どもたちの成長と理解を助けているのかを考察することが期待されます。
最後に伊藤亜紗さんとの対談が行われ、障害のある人とそうでない人との新しい関係性についての探求が進められます。彼女は、他者と理解し合うためのアプローチが生活の中でどのように実現できるかを議論し、異なる視点を理解し合う重要性を強調します。
イベントの詳細
- - 日時: 2026年2月12日(木)13:00 – 16:00(開場12:15、途中休憩あり)
- - 場所: きゅりあん1階 小ホール(東京都品川区)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 220名(先着順)
- - 申込締切: 2026年2月3日(火)
なお、イベントへの参加者には多様な支援が提供される予定です。車いす席、手話通訳、テキストデータの提供など、参加しやすい環境を整えており、誰でも気軽に参加できるよう配慮されています。また、日本語字幕や英語の逐次通訳も予定しており、国際的な視点からも展開が期待されます。加えて、アーカイブ配信も計画中ですので、当日参加できない方も後から視聴することができます。
アレックス・ストリック氏について
アレックス・ストリック氏は、長年にわたり多様性とインクルージョンを児童書界で推進してきた著名な作家です。彼は、多様な背景を有する子どもたちと本の作り手を結ぶ団体「Inclusive Minds」の共同設立者としても知られており、児童書の中で障害に対する表現を見つめ直す研究にも参加しています。ストリック氏の著書には、『You Can!』『We Can!』『Let’s Play』などがあり、彼のユニークなアプローチは多くの読者に響いています。
主催者について
NPOブックスタートは、イギリスで始まった「ブックスタート」を日本に導入する非営利団体です。2001年に設立され、自治体への情報提供や研修を通じて、すべての赤ちゃんに絵本を与える取り組みを推進しています。彼らの活動理念には、すべての子どもたちに本の喜びを届けたいという思いが込められています。イベントに参加することで、多様な視点に触れ、未来のインクルーシブな社会について一緒に考える貴重な機会となることでしょう。