「学校ブックオフ」プロジェクトが全国でスタート
一般社団法人日本文化教育推進機構とブックオフグループが共同で推進する『学校ブックオフ』プロジェクトが、全国の小・中学校および学童を対象に2025年度の実践校を募集しています。今年度は120クラス限定の募集となっており、参加希望の学校にはお早めの申し込みが推奨されています。
このプロジェクトは、『リユースって何だろう?』というテーマのもと、児童たちが楽しみながら社会貢献を学ぶ体験型プログラムです。開始から5年を迎え、これまでに約10,000人以上の児童が参加したこのプロジェクトは、多くの学校から支持を集めています。
3つのプログラム、自由に選べる内容
参加校は、『マイバック作り』『査定体験』『店舗体験』の中からニーズに合わせたプログラムを自由に選択することができます。全ての教材は無償で提供されるため、経済的な負担もありません。実践する時間数も、学校の事情に合わせて設定できる柔軟さがあります。
参加者の声
実際にこのプログラムに参加した先生方からは、次のような声が寄せられています。
- - 「子どもたちは、現場での体験を通じてリユースの意義を実感し、家庭でもその意識が高まっています」と、中学2年生担任の先生。
- - 「社会貢献に取り組む姿勢に好感を持ちました。バリエーション豊かな授業は、子どもたちにとっても楽しみでした」と、小学4年生担任の先生。
このように、参加することで生徒たちの意識が変わり、社会貢献の重要性を自覚する良い機会となっています。
プログラム内容の紹介
ここで、3つのプログラムを詳しく見てみましょう。
1. へんしんマイバック!
このプログラムでは、着なくなったTシャツを用いてエコバックを作成します。針や糸を使わずにリメイクすることで、モノを大切にする思想を学びます。対象は小学3年生から中学3年生で、理科や社会科の単元に関連付けて実施することが可能です。
2. 査定体験
読まない本が誰かにとっての宝物かもしれないという考えのもと、児童が自ら本の査定を行い、その結果をオンライン授業で発表します。この過程を通じて、リユースの大切さを理解するプログラムです。対象は小学4年生から中学1年生です。
3. 店舗体験
最後に、子どもたちがリユースショップを運営する体験を通じて、実際にどのようにビジネスが成り立つのかを学ぶプログラムです。小学4年生から中学3年生が対象となり、広報や経理といった業務の役割を知ることができます。
結論
『学校ブックオフ』プロジェクトは、子どもたちが楽しくリユースについて学びながら、環境意識を高める貴重な機会を提供します。全国の学校や学童にとって、社会貢献への第一歩となること間違いなしです。興味のある教育機関は、ぜひ参加を検討してみてください。