ビジュアルリサーチとJCOMのサービス連携
賃貸管理や不動産仲介業務のデジタルトランスフォーメーションを促進する株式会社ビジュアルリサーチと、JCOM株式会社が新たなサービス連携を開始しました。この連携は2025年6月より発効する予定です。
連携の概要
今回の連携により、ビジュアルリサーチが提供する賃貸仲介システム「SP-R」から入居者情報がJCOMへと瞬時に伝達されます。「SP-R」のWEB申込機能により、「審査通過」と「案内同意あり」の入居者データをCSV形式で出力し、JCOMの専用サイトに取り込むことが可能です。この仕組みによって、不動産業者は従来のFAX送信やCSV作成の手間を省くことができます。
このように手間を軽減することで、業務の効率化を図り、入居者へのサービス提供がこれまで以上にスムーズになっていくことでしょう。
JCOMのサービス内容
JCOMは、「もっと、心に響かせよう。もっと、暮らしを支えよう」を企業理念とし、1995年の創業以来、地域密着型の放送や通信サービスを展開してきました。そのサービスは、テレビ、インターネット、スマホ、固定電話から、保険、ホームIoT、オンライン診療、エネルギーサービスなど多岐にわたります。
JCOMは住民の暮らしを支えるだけではなく、映画や番組の制作・配信など映像コンテンツも提供し、エンターテインメント分野でも存在感を示しています。
SP-Rについて
ビジュアルリサーチが誇る「SP-R」は、登場からわずか1ヶ月で1,000店舗以上に導入された実績を持つ賃貸仲介システムです。このシステムには多様なオプション機能が用意されており、利用会社が必要な機能を自由に組み合わせて、自社に最適なプランを設計することができます。
加えて、ビジュアルリサーチの他の賃貸管理システム「i-SP」や「SP-Ⅱ」からリアルタイムで物件情報がリンクされるため、最新の情報を迅速に各種媒体へ発信することが可能になります。これにより、不動産業者は市場の動向に即応した情報を提供でき、競争優位性を確保することができます。
企業の使命
ビジュアルリサーチでは不動産業務を円滑に進めるためのシステムを提供し、テクノロジーの力で不動産業界のDXを加速しています。また、さまざまな業務課題に対し、最適なソリューションを提供することで、不動産取引のプロセスを進化させ、結果として人々の生活を豊かにすることを目指しています。
このように両社の提携は、ただの業務連携を超え、地域社会における生活の質の向上に寄与するものといえるでしょう。
まとめ
ビジュアルリサーチとJCOMの新しい連携は、今後の賃貸業界に大きなインパクトをもたらすことが期待されています。これにより、入居者に対するサービス提供がより効率的に行われ、さらなる顧客満足度の向上が見込まれます。業務効率化とサービス向上を同時に実現するこの取り組みは、今後も注目していきたいテーマです。