アバナードの新サービス、成長市場向けにAI活用を促進
2024年11月19日、アバナード株式会社は、マイクロソフトが提供する人工知能(AI)を活用した新しいサービスを7つ発表しました。これらのサービスは、特にアジア太平洋地域での成長市場をターゲットにしており、企業の成長を後押しします。アバナードは業界のリーダーとして、Microsoftの技術を掲げ、企業がAIの恩恵を最大限に享受できるよう支援することを目指しています。
アジア太平洋地域は、AI活用の可能性が高い一方で、リソース不足や戦略的ガイダンスの欠如に直面しています。アバナードが実施した調査によると、成長市場の経営者の84%が、迅速なAI導入が競争力に影響を与えると考えており、95%がレガシーシステムのモダナイゼーションを計画しています。しかしながら、リソース不足という課題が依然として存在します。
アバナードの新たなサービスは、以下の7つのソリューションで構成されています。
1.
収益創出支援: 成長市場向けのCRMを活用した営業支援を行ない、生産性を向上させます。
2.
AI駆動の移行とモダナイゼーション: Microsoft Azureへのクラウド移行を円滑にし、リスク管理やデジタルコア構築をサポートします。
3.
AIアプリの構築とモダナイズ: 成長市場向けのAIアプリを開発し、データサイロの解消やセキュリティ課題への対応を行います。
4.
Copilotでのビジネス変革: Microsoft 365 Copilotを活用し、企業価値の向上を図ります。
5.
ERPのモダナイズ: 最新のAI主導型ERPプラットフォームを利用して、ビジネスの拡大やコストの軽減を実現。
6.
インテリジェントデータと分析プラットフォームの融合: データへのアクセス改善を通じて、従業員の活躍を促進。
7.
脅威保護の統合: 進化する脅威に対抗するための迅速な検出システムを構築します。
アバナード地域プレジデントのバヴィヤ・カプール氏は、アジア太平洋地域の企業はデジタル経済において重要な役割を果たすとし、マイクロソフトと共に企業支援を進めていくと述べています。また、マイクロソフトの中小企業および法人担当のレイチェル・ボンディ氏は、成長市場の企業に対する支援の重要性を強調し、アバナードとの協力の意義を語りました。
今回発表されたAIを活用したサービスは、アジア太平洋地域で既に提供が開始されています。詳細についてはアバナードの公式ウェブサイトをご覧ください。
アバナードは、マイクロソフトエコシステムのリーディングカンパニーとして、企業の成長とイノベーション促進に貢献しています。2000年よりマイクロソフトとの緊密なパートナーシップを築き、多様性・インクルージョン・持続可能性を重視したビジネスモデルを推進しています。これは、持続可能な未来を見据えた取り組みの一環でもあります。