唐津Farm&Food、環境教育の研修会に参加
NPO法人唐津Farm&Foodは2025年1月26日に、環境省主催および文部科学省後援の研修会「ヤゴの住む場所から考える生物多様性 〜ネイチャーポジティブには何が必要か〜」に参加しました。この研修会は、持続可能な開発を考える上で非常に重要な機会となりました。
研修会の開催地「こまなきの里山」
研修会は、佐賀県佐賀市に位置する「こまなきの里山」で行われました。この場所は、唐津Farm&Foodが自然共生サイトを佐賀県内で初めて取得した横枕地区の隣に位置しています。こまなきの里山は、同団体がこのエリアで環境教育や生物多様性保全に向けた多くの活動を行っている場所でもあります。
ESD拠点としてのさらなる挑戦
唐津Farm&Foodは昨年、唐津市内で初めてESD(持続可能な開発のための教育)拠点に認定されました。この認定を受けて、今年度は唐津南高校の「虹の松原プロジェクトチーム」と連携し、生徒たちと共に地域の生物多様性保全や「ネイチャーポジティブ」の取り組みを進めることにしました。
地域の高校生と協力することで、より広範な視野からの環境教育が可能になり、持続可能な社会の実現に向けた意識を次世代に伝えていく狙いです。
地域との連携を強化
また、唐津Farm&Foodは、今後唐津市内での研修会開催を目指しています。この活動を通じて、地域の人々と深く結びつきながら、環境教育の発展を目指します。多様な主体が協力し、皆が参加する持続可能な社会の形成へとつながることを期待しています。
唐津Farm&Foodの取り組み
唐津Farm&Foodは、佐賀県唐津市で環境教育を中心に、地域資源を活用した持続可能なまちづくりを推進しているNPOです。生物多様性の保全に関する多くのプロジェクトや、環境省が推進する「ネイチャーポジティブ」な社会の実現に向けて、教育機関や地域住民との連携を重視しています。
様々なプログラムを通じて、地域社会における環境意識の向上や持続可能な行動の促進を目指し、活動を展開している唐津Farm&Foodの今後の動きに注目が集まります。