株式会社サックが、2024年7月にスペシャリティストア「Light House」をオープンすることを発表しました。本プロジェクトは、「Focusing on new perspectives」をテーマに掲げ、ユニークな価値観を持つアイテムをセレクトし、従来の問屋形態を脱却した新しいスタイルで展開します。
サックは1979年に設立され、以来、手頃な価格でおしゃれなバッグを提供してきました。創業45周年を迎える2024年、新たな挑戦としてLight Houseがスタート。店舗は、完全予約制で運営されるため、訪れるたびに新しい発見があることを強調し、顧客とのつながりを大切にする方針です。
この新しいコンセプトは、コロナ禍の影響でSNSやオンラインでのコミュニケーションが主流になる中で生まれました。サックの代表、羽田氏とマネージングディレクターの上月氏は、ファッション業界の現状に疑問を感じ、何かを変えなければならないとの思いから、このプロジェクトを始動させました。
「Light House」の主要メンバーは、それぞれ活躍中のクリエイターで構成されており、取扱商品はCorMeum(レザー)、EYEVAN(アイウェア)、スニッチフレグランスなど多岐にわたります。また、ウエアブランドとしては、SPECTER FABRIC COMMUNICATIONとCustodianの2つにフォーカスを当てています。
新店舗のレセプションは、2024年8月30日に表参道で開催予定です。このイベントでは限定Tシャツやドリンクが提供されるほか、事前予約なしでの入場が可能です。
「Light House」は、売れるものではなく、自分たちが本当に提案したいものに焦点を当てた専門店であり、異なる視点からのアイテムを通じて新たなファッション体験を提供します。これまでの流通にとらわれない新しいアプローチで、サックはファッション業界に革新をもたらすと言えるでしょう。