直木賞受賞作『破門』がついにコミカライズ!
2024年11月1日、株式会社KADOKAWAから直木三十五賞受賞作品である『破門』のコミカライズ第1巻がついに発売されます。この作品は、原作が黒川博行氏、漫画は安堂維子里氏によって描かれています。これまでに映画化やドラマ化もされ、多くのファンに愛されてきた物語が新たにコミックスとして登場します。
ノワールエンタメの傑作
『破門』は、その独特な世界観と練り込まれたキャラクターたちによって、多くの人々に強烈な印象を与えてきました。その内容は、映画製作の出資金詐欺に巻き込まれた建設コンサルタントの二宮と、スリリングな性格を持つヤクザの桑原が、詐欺を巡る事件に巻き込まれ、奪われた金を取り戻すために立ち向かうという物語です。
物語の鍵を握るのは、「疫病神コンビ」と呼ばれる二宮と桑原のコンビ。この二人はお互いに対する印象が異なり、二宮は人懐っこい態度で周囲に入り込み、桑原は問題解決に暴力を用いるタイプです。しかし、事件が進むにつれて互いに協力しながら真相を追及していきます。
魅力的なキャラクターたち
特に二宮のひょうひょうとした性格が光ります。彼は絶妙なタイミングで周りの人々と関係を築きながら物事を進めていく様子が描かれます。一方で桑原は、事件に直面するたびにその強引さを発揮し、二宮とともにピンチを乗り越えていきます。このコンビネーションが物語のスリリングさを高めているのです。
コミックス第1巻の詳細
『破門』第1巻は、B6判で全188ページのボリューム。定価は748円(本体680円+税)で、読者には非常に手に取りやすい価格設定となっています。また、ISBNは978-4-04-684267-1です。特にこの初巻では、ストーリーの導入部やキャラクターの魅力を引き出しながら、今後の展開への期待感を高めています。
読者はこの作品を通じて、従来の小説では味わえない視覚的な楽しさや新たな視点を得ることができるでしょう。そして、物語の続きが気になる方々は、ぜひコミックスを手にとってみてください!
書誌情報
- - 書名:破門1
- - 漫画:安堂維子里
- - 原作:黒川博行
- - 発売日:2024年11月1日(金)
- - 判型:B6判
- - ページ数:188ページ
- - 発行元:株式会社KADOKAWA
さらに、原作小説『破門』も併せて楽しむことで、より深い理解が得られるはずです。こちらもぜひチェックしてください!
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