クラブツーリズム、鉄旅オブザイヤーでダブル受賞!
先日、クラブツーリズム株式会社が「第14回鉄旅オブザイヤー」にて素晴らしい成果を収めました。なんと、同社は国土交通省鉄道局長賞と審査員特別賞の二つを獲得!これは、鉄道旅行の魅力を多くの人々に伝える努力の賜物です。
受賞作品の詳細
国土交通省鉄道局長賞
受賞した企画の一つは、「がんばろう 能登半島復興 応援ツアー」です。このツアーは、2024年1月に発生した能登半島地震からわずか3ヶ月後に行われ、観光客が現地での体験を通じて震災の被害について理解を深めることを目的としています。具体的には、のと鉄道を貸切り、車窓からの風景を楽しみながら被災状況の見学をし、語り部ガイドから地震当時の話や地域の現状を聞くという内容です。 参加者は、現地の人々との触れ合いを通じて様々な想いを感じ、自然の美しさや人とのつながりの大切さを考える機会を持ちます。
「国土交通省鉄道局長賞」を受賞した企画担当者は、自らの思いを語り、「能登半島の復興に貢献できるような旅行を視野に入れ、地域とともに歩む旅作りを続けていきます」とコメントしています。
審査員特別賞
もう一つの受賞履歴は、【ひとり旅】現地ガイドと行く!北海道さいはての未成線と廃線跡をたどる3日間という企画です。これは一人旅に特化した旅を提供することで、参加者が自身の趣味に深く没頭できる設計となっています。
このツアーでは、現地のガイドが同行しながら、未成線や廃線跡を訪れるというユニークな内容が組み込まれています。未成線とは、建設計画があったものの途中で中断された鉄道のことを指し、訪問することで新たな発見があるとともに歴史的な背景に触れることができます。ツアーの魅力は、単に観光地を巡るだけでなく、過去に存在した鉄道の痕跡を辿るという知的探求心を刺激される内容になっています。
審査員からは、「ガイドによる解説付きで、ひとり参加限定」という新しい視点が評価され、このジャンルの旅行の可能性を広げることに寄与したとされます。また、現地での経験を通じて参加者にはロマンを感じさせるツアーを提供できたことが、受賞の要因とされています。
今後の展望
クラブツーリズムは、これからも地域・鉄道会社・行政との連携を深め、様々な鉄道旅行の魅力を発信し続ける意向です。鉄道の旅は、ただの移動手段を超えて、豊かな体験や交流の場を提供してくれるものです。今後のツアーにも期待が高まります。
「第14回鉄旅オブザイヤー」は、実行委員会が主催し、日本国内の鉄道旅行商品を評価・表彰する場であり、受賞した企画は今後旅行業界での新しいスタンダードとなることでしょう。クラブツーリズムのさらなる飛躍に注目です!