新潟の名酒を大阪で楽しむ「新潟酒と食の祭典」報告

新潟の名酒が大阪で注目を集めた「新潟酒と食の祭典」

2025年10月9日から13日まで、近鉄百貨店あべのハルカス本店にて開催された「新潟酒と食の祭典 in 大阪」。このイベントに出展したのが、津南醸造株式会社。彼らは新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える酒蔵で、地元産の日本酒を中心に販売を行いました。

津南醸造の日本酒とは？

津南醸造の日本酒は、魚沼産コシヒカリを100%使用した「GO」シリーズが特徴です。特に「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」は来場者の関心を引き、試飲販売でも好評を博しました。さらに、越後流酒造技術選手権大会では新潟県知事賞を受賞した「つなん白」も提供され、来場者の間で注目を集めました。新潟の風土や文化を反映したこれらの日本酒は、ただの飲み物ではなく、地域の誇りそのものです。

来場者との素敵な交流

特に三連休中には多くの来場者がブースに足を運び、津南醸造の蔵元と直接交流する様子が見られました。多くの人々が「米の旨みがはっきりと感じられる」、「香りが豊かで美味しい」と好評を寄せました。これに伴い、「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」などのシリーズは連日完売となり、非常に好調な売上を記録しました。

自然の恵みと技術の融合

津南醸造の日本酒の魅力は、酒米だけでなく仕込み水にもあります。この酒蔵では雪解け伏流水を使用し、低温発酵を行うことで繊細な味わいを実現しています。大阪という大都市においても、魚沼の自然や雪国の物語を伝えることができ、新たなファンを獲得することに成功しました。

今後の展望

津南醸造は、来場者からの反響を上昇させることに成功し、関西でのブランド浸透に明るい兆しを見せています。これからも百貨店での催事やレストランでの採用、常設販売にむけても信じられないほどのポテンシャルを持っています。このような売上実績をもとに、更なる拡大を図ることが期待されます。

スタッフのコメント

津南醸造の代表取締役、鈴木健吾氏は「大阪の皆さまが、津南の雪、米、水の物語を蔵元からの説明を受け茶飲みながら評価してくださり、感動を覚えました。新潟の日本酒文化が土地を感じさせる豊かな体験を提供できると実感しています」と感想を述べています。今後も魚沼の恵みと発酵技術を通じて、日本国内外へとその価値を発信していく意向を示しています。