新連携モデル提言
2025-10-21 10:23:26

eWeLL、急性期と慢性期をつなぐ新連携モデルを提言

eWeLLが提案する新たな地域医療連携モデル



2023年9月14日、大阪府豊中市で開催された『第30回 日本在宅ケア学会学術集会』において、株式会社eWeLLは急性期病院と在宅支援の連携強化を目的とした新たなモデルを提案しました。セミナーには300人以上の地域医療関係者が参加し、eWeLLが推進する在宅医療の取り組みが注目を集めました。

セミナーの流れ


本セミナーでは、急性期病院における退院支援の現状が説明され、その後、訪問看護ステーションをヒントにした新たな連携モデルについて議論されました。特に、病院側と地域側の観点から具体的な実例も交えた討論が行われました。

1. 急性期病院の課題


急性期病院では、医療依存度の高い患者が短期間で退院することが一般的になっています。これにより、退院支援を行う看護師やソーシャルワーカーは多忙で、特定機能病院では遠方からの入院患者が多いため、地域の医療資源との連携に困難を感じるケースも少なくありません。そこで、地域医療提供者との円滑な連携が不可欠であることが強調されました。

2. 在宅医療の新しいアプローチ


次に、ななーる訪問看護ステーションから派遣された勝眞久美子氏が、訪問看護ステーションがどのように急性期医療と連携しているかについて語りました。彼女は、同ステーションが掲げる「『生きる』を『活きる』に導く看護」という理念や、地域との情報共有の重要性を説明しました。

3. 無料プラットフォーム「けあログっと」の紹介


セミナーの第二部では、eWeLLが開発した無料の医療機関検索プラットフォーム「けあログっと」が紹介されました。このサービスでは、地域にある医療や介護サービスを簡単に検索し、地図上で確認できることから、多くの参加者から好評を得ました。「これなら、近くの施設の特色や空き状況がわかる」との意見もありました。

今後の展望


eWeLLは、急性期医療を担う病院と慢性期医療の中心である訪問看護ステーションとの連携を強化することが、その責務であると考えています。新しい連携モデルを通じて、在宅医療をより進化させ、患者が円滑に地域医療へ移行できる社会を目指しています。分散した医療・介護リソースを最適化し、業務負担を軽減するための取り組みは今後も続けていく予定です。

eWeLLの取り組み


eWeLLは「ひとを幸せにする」とのミッションのもと、在宅医療の現場でDXを推進しています。訪問看護向け電子カルテ「iBow」といったツールを通じ、全国の看護師や医療従事者と協力して質の高い在宅医療の実現に向けた取り組みを行っています。今後も患者QOLを向上させるためのサービスを展開し、地域医療の課題解決に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社eWeLL
住所
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-3大阪御堂筋ビル13F
電話番号
06-6243-3355

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