2026年8月6日、株式会社JBCCと株式会社日立ソリューションズ東日本は、製造業の生産計画を革新する連携サービスを発表しました。この新サービスは、JBCCが提供する生産管理システム「R-PiCS NX」と日立ソリューションズの生産計画支援ツール「scSQUARE ISP」を統合するもので、業界内での競争力向上を目指しています。
連携の背景
昨今の製造業界では、需要の変動や短納期の対応、多品種少量生産のトレンドが進行しており、これまで以上に生産計画を迅速に見直す必要性が高まっています。特に中小企業では、ベテランの経験に依存した計画作成が行われることが多く、業務の属人化や人材不足が深刻です。このような課題に対処するために、両社は「R-PiCS NX」と「scSQUARE ISP」の連携を実現しました。
連携サービスの詳細
この連携により、「R-PiCS NX」の作業計画と発注計画データをAPI経由で「scSQUARE ISP」に送信します。これにより、従来は手動で行っていた作業計画作成が自動化され、効率性と実行可能性が向上します。たとえば、複数の設備が関与する工程では、それぞれの能力や稼働状況に基づいて自動で作業が割り当てられるため、設備の負荷を均等に保ちながらスムーズな生産計画が可能になります。
さらに、ガントチャート形式で作業計画を可視化することで、各工程の負荷状況を直感的に把握することができるため、計画内容の確認や調整業務も効率化されます。この連携によって、属人的になりがちな作業計画の標準化が図られ、企業全体の生産性向上に寄与することを目指しています。
サービスの構成
本サービスは、顧客のニーズに応じて2つのエディションから選べます。
- - スケジューラ版: 自動でスケジュールと負荷調整ができる。
- - エディタ版: 手動でのスケジュール作成が可能。
これにより、企業は自社のニーズに合わせた柔軟な対応ができるようになります。
今後の展開とセミナー開催
JBCCと日立ソリューションズは、連携サービスの普及と販売拡大を進めるため、共同で販促活動を行います。また、2026年9月16日には、両社共催で本連携サービスについてのセミナーが開催されます。参加は事前登録制で無料です。このセミナーにより、企業は生産計画の改革に関する最新の知見を得られるチャンスです。
まとめ
今回の連携サービスにより、製造業にとっての生産計画が一新されることが期待されています。JBCCの「R-PiCS NX」と日立ソリューションズの「scSQUARE ISP」が協力することで、企業は生産現場の負荷を適切に調整し、効率的な業務運営を実現できると考えられます。今後の展開から目が離せません。