子ども姿勢調査
2024-10-10 21:52:45

子どもの姿勢改善に向けた親の意識と取り組み 603人の調査結果

子どもたちの姿勢の実態と向き合う


小学館が運営する育児メディア「HugKum」と株式会社ドクターイーストが共同で行った調査によれば、小学生の子どもを持つ保護者603人のうち、7割以上の人々が子どもの姿勢の悪さに悩んでいることがわかりました。この調査では、姿勢改善のためにどのような取り組みをしているのか、また自身の姿勢に関する意識についても明らかになっています。

調査結果によると、姿勢改善を望む保護者は9割以上であり、その中でも「すぐに改善したい」と回答した保護者は53%という高い数字が示されています。一方で、姿勢が悪くなる場面としては、食事中、テレビ視聴時、勉強中が挙げられ、特に椅子に座っているときに多く見られることがわかりました。

保護者の声と取り組み


子どもに姿勢を注意した経験がある保護者は87.9%に達していますが、その結果、注意をしても「すぐに悪い姿勢に戻る」と感じる人が66.5%います。また、保護者自身も「注意するのが面倒」や「改善の仕方がわからない」といった悩みを抱えていることが明らかになりました。このように、姿勢改善への取り組みは家庭内でも難しさが伴うものといえます。

家庭での取り組み内容


具体的にどのような取り組みが行われているのでしょうか。調査によると、最も多い方法は「声かけ・注意」で69.7%の保護者が実施していますが、実際に専用の椅子や机を使っている家庭は27%に過ぎない結果でした。このことから、姿勢を改善したいと思いながらも具体的なアクションにはつながっていない現状があります。

自身の姿勢が子どもに与える影響


また、調査結果からは保護者自身の姿勢が子どもの姿勢に影響を及ぼしていることも分かりました。63.7%の保護者が自分自身の姿勢が悪いと回答し、そのうち70.1%は「子どもの頃から姿勢が悪かった」と認識しています。つまり、自身の姿勢改善が子どもの姿勢にも良い影響を与える可能性があるのです。

新たな解決策「デリットテック」


姿勢改善の手段として注目されているのが、理学療法士と共同開発された機能性下着「デリットテック」です。この下着は、骨盤を正しい位置にサポートし、姿勢改善を助けることが期待されています。HugKumの読者ファミリーが実際にデリットテックを3週間着用した体験談が寄せられており、姿勢の改善が見られたケースも報告されています。

体験レポート


例えば、小学2年生の女の子は、着用前は右肩が下がる姿勢でしたが、着用後には肩のラインが水平になり、身体のバランスが整ったとのこと。また、中学1年生の女の子は猫背が改善され、正しいラインを保てるようになったという感想もありました。これらの意見は、子どもたちの姿勢改善の鍵となるかもしれません。

まとめ


現代の子どもにおいては、運動不足やスマホ・タブレットの普及による影響が姿勢悪化に繋がる要因となっています。今回の調査を通じて、保護者が子どもの姿勢改善に向けた関心を持つと同時に、自身の姿勢についても考えるきっかけとなったことを期待します。姿勢改善にはさまざまな取り組みや解決策がある中で、家庭での意識づけと取り組みがカギとなるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5375

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