おむつ外しの新たな取り組み
子育てにおいて「おむつ外し」は、親にとって大きな課題となることが多いです。特に、3歳を過ぎてもおむつが外れないという悩みは、国内外を問わず広がっています。このような背景から、神奈川県足柄上郡に位置する「こどもと家族の排泄サポート研究所」は、ストレスの少ない自然なおむつ外しをテーマにした「3歳からの幸せおむつ外しアドバイザー養成講座」を新たに開講します。これは、従来の方法が必ずしも子どもに合わない現代のニーズに応えるものです。
講座の概要と目的
この講座は、2024年2月11日から始まります。申込受付は2024年2月6日までです。長年の研究の結果、得られた知見を基に、3歳過ぎからのおむつ外しに取り組む際の知識とスキルを学べます。親子の関係性が「おむつ外し」という課題を通じて向上することを目指しています。
海外の現状と日本の事情
最近、欧米でもおむつが外れない問題が顕在化しています。2023年の調査によると、3歳以上でおむつが外れた子どもは88%だとされています。さらに、保育園の園長の約半数が「おむつが外れない子どもが増えている」と答えています。これは、子どもたちが自然にトイレを利用する機会を奪われがちな現状を反映しています。
イギリスの研究機関ERICも、「おむつを長期間穿いたままだと、トイレでの排泄が難しくなる」と警告しています。日本でも同様の傾向が見られ、もうしばらく前から、その改善が求められています。
従来の方法の限界
おむつ外しの方法は、50年以上前に考案されたものに大きく依存しています。その結果、今の家族や子どもたちに合った方法が十分に提供されていないのが実情です。興味を持たせたり、便座になれることを促したりする基本的な手法は、時代遅れになっているのかもしれません。
「幸せなおむつ外し」の新しいアプローチ
こどもと家族の排泄サポート研究所は、現代のニーズを反映させた「3歳からの幸せおむつ外し」を提案します。この方法は、子どもが自らトイレを利用できるようになるための心理的サポートに重点を置いています。具体的には、コミュニケーションスキルを高め、親子の信頼関係を築くことが大切です。これにより、「おむつ外し」という行為が親子の絆を深める素晴らしい機会になるでしょう。
講座の詳細
講座は約6週間にわたり、動画とライブ講義の組み合わせで行われます。動画は短いユニットで構成されているため、スキマ時間を活用して学ぶことができます。また、団体割引などの特典も用意されています。
この講座を通じて、親たちは新しい知識と技術を習得し、周りの親たちと情報をシェアすることができるようになります。こうして、家庭や保育施設で、おむつ外しに対する理解が深まることでしょう。
私たち「こどもと家族の排泄サポート研究所」は、今後も「幸せな排泄コミュニケーション」の輪を広げるために尽力していきます。親子が穏やかに、そして幸福に生活できるための一助になることを願っています。
詳しい情報と申し込みは、こちらの
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