岩手花巻の魅力が詰まったシェフコンテストを開催！

2024年11月26日、「湯の杜ホテル志戸平」と「游泉志だて」にて、地域の新鮮な食材を活かした料理を競うシェフコンテストが開催され、地元の若者たちが集まりました。近年、コロナの影響で様々な制限があったものの、旅行者数が回復傾向にある今、宿泊施設を選ぶ際、地域の特色ある体験が重視されつつあります。これを受け、「湯の杜ホテル志戸平」では、「岩手花巻の特産品」をテーマにした新たな取り組みを強化中です。

地域に根ざした美食の探求

「湯の杜ホテル志戸平」では、新鮮な地元の野菜を使ったサラダコーナーや、リニューアルされた「溶岩サウナ」が話題を呼んでいます。また、岩手県産のワインも楽しめる「渓流ラウンジ」では、独自の地域色豊かな美食を多数提供しています。それに対し、「游泉志だて」は「大人の癒しの小宿」をテーマに、全室の源泉かけ流しの露天風呂など、宿泊客が特別な時間を過ごせるよう工夫されています。

両施設は、食を通して岩手花巻の魅力を発信し続けています。最近オープンした「志だてスイート」では、地元企業の食器が使われ、#お客様のおもてなしにこだわっています。

シェフコンテストの詳細

シェフコンテストでは、参加者たちが「岩手花巻」の特産食材を用いて、一品料理を作り上げます。審査基準は、見栄え、味、コンセプト、オペレーション、コストパフォーマンスの5項目で、それぞれ10点満点で評価されます。審査員には、花巻観光協会や北日本ハイテクニカルクッキングカレッジなど、料理業界の著名人が名を連ねました。

グランプリ受賞料理

コンテストの結果、グランプリに選ばれたのは、高橋シェフが手掛けた「白金豚のシチュー」です。この料理は、柔らかく仕上げられた豚肉に甘いソースを絡め、地元の新鮮野菜との絶妙なハーモニーを実現しています。今後、この料理は夕食会場で提供される予定で、訪れる食客にとって楽しみの一品となるでしょう。

参加シェフの秀作たち

もちろん、グランプリだけでなく、参加したシェフたちの個性豊かな料理も話題です。宮古サーモンを特殊な生地で包み、相性抜群のソースと共に楽しむ料理、鮎をメインにした一品、さらには高校時代の思い出の料理をアレンジした回鍋肉など、食文化の多様性を感じさせる作品が勢ぞろいしました。

シェフたちの挑戦は、ただのコンテストにとどまらず、「岩手花巻の未来」のための力強い一歩であり、地域の観光と調理人の活性化を目指す重要なステージとなっています。

さらに広がる可能性

志戸平温泉株式会社は、今後も「岩手花巻ならでは」の体験を追求し、挑戦を続けていく決意をしています。お客様の心をつかむ料理を提供し、感動的な宿泊体験を届けることで、訪れる人々を惹きつけていくことでしょう。まずは、冬の旅行シーズンに向けて、ぜひ岩手花巻を訪れてみてはいかがでしょうか。新たな味覚の発見と地域の魅力に触れることができるはずです。