八千代町での子育て支援協定締結式が開催、地域の力で育児をサポート

2025年11月27日（木）、茨城県八千代町役場で「子育て支援の推進に係る連携に関する協定書」の締結式が行われました。この協定は、生活協同組合パルシステム茨城栃木と八千代町が連携し、地域の子育て世帯に向けた支援を強化するものです。締結式には八千代町の野村勇町長とパルシステムの青木恭代理事長が出席し、協力の意義を確認しました。

さて、この協定に基づき、八千代町では母子保健推進員による乳児世帯への「赤ちゃん訪問」を実施し、その際にパルシステムが提供する育児用品を詰め込んだ「おめでとうばこ」の案内カードを手渡します。この「おめでとうばこ」には、ベビーソープやおしりふき、さらには離乳食作りに役立つ食材が揃えられています。地域内の子育て世帯にとって、これらのアイテムは日常生活をサポートする大切な存在となることでしょう。

「おめでとうばこ」は、行政からの直接的な支援として、パルシステムが申請者へ直接手渡します。これにより、地域に密着したサービス提供が実現し、子育て世帯が必要とする適切な情報や商品を届ける役割を担います。また、配達時には、地域の子育て相談窓口や支援団体のリストも紹介することで、さらなる交流や見守りにつながる情報の提供も行われます。

この連携は昨年度から始まり、今回で17件目の協定となります。パルシステム茨城栃木は、地域社会全体で子育てを支援することを目指し、幅広い協力関係を築いています。子育て支援は個々の家庭だけでなく、地域全体の未来を形成する重要な要素です。

2025年は「国際協同組合年」として国連に定められ、地域の協力と支援の重要性が改めて強調される年となります。八千代町とパルシステムはこの意義を胸に、今後も積極的に子育て情報を発信し、誰もが安心して子どもを育てられる地域づくりに邁進します。

具体的には、パルシステムは週に一度、八千代町の地域を訪れ、宅配サービスを通じて地元の情報を届けるほか、育児に役立つ交流イベントなども開催する予定です。地元に密着した活動を通じて、地域の見守り役としての役割を強化していくことが期待されます。これからも、八千代町には育児を支える温かい手が差し伸べられていくでしょう。

— 生活協同組合パルシステム茨城栃木 —
所在地：茨城県水戸市梅香2-1-39
理事長：青木恭代出資金：70.9億円
組合員数：14.1万人総事業高：183.4億円（2025年3月末現在）
公式ウェブサイト：パルシステム茨城栃木

地域の皆様と共に歩むパルシステムは、今後も協同の力を活かし、持続可能な地域社会を作り上げる挑戦を続けます。